講道館杯 雑感
朝2時に起きてテレビで講道館杯を観戦。以下、雑感。あぁ眠い。女子52kg級の中村選手はどんどん巧くなってきてる。玄人好みの柔道に磨きがかかってきた。両袖を持った状態からの展開だけど、いやらしいくらいにチョコンチョコン足技を出して、相手をグラングラン崩す。そして気づけば釣り手はしっかりつかんでる。そこからもう一回足技いったり大外や体落にいったり。相手は嫌だろうな。とっても。西田選手はあの柔道では分が悪い。両袖からの組み手を考えないと、中村選手は攻略できない。今後、背負いに入る前に揺さぶる展開を作れるか。48kg級の山岸選手対福見選手は非常に良い試合。福見選手のリーチの長さ、懐の深さを山岸選手がどう攻略するかを注目してたが、最後はその深い懐にうまく飛び込んだ。山岸選手の勢いを感じられる試合だったな。福見選手は足技のあとに背負い以外のもう一個軸になる技がほしい。お互い寝技も巧いし、今後もレベルの高い攻防が期待できそうだ。男子90kg級の吉田選手はしぶとい。足腰の強さは全盛期の泉選手を彷彿とさせる。でも決勝はスタミナ切れて、心が折れたかな。ま、これからまだまだ伸びてくるでしょう。優勝した西山選手の試合はもう少し見たかった。あれだけじゃよくわからん。男子81kg級の糖内選手は息が長いなぁ。決勝の内股は巧すぎる。あの内股すかしとの攻防は見応えあり。しかし加藤選手はもう少し受けが強くならないかな。すごいポテンシャルがあるから頑張って欲しいんだけど。他はダイジェストばっかりでよくわからんけど、鳥居さんがまた優勝してた。すごいな。もう35歳じゃないか。鉄人だ。あと、ルール変更については柔道の醍醐味を見せるという意味では、方向性として良いと思う。国際試合で外国人選手がどう対応してくるのか見てみたい。