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サッカーで隣のクラスに大勝しました。でもそれよりも、素晴らしいと思ったのは、自分のクラス同士で戦ったその前の日の体育の時間のことです。 普段はおとなしく、表情にもあまり変化がないKさん。彼女のチームメートがゴール近くでシュート寸前のところで服を引っ張られ、私はファウルをとろうと笛を鳴らしかけました。 そこへ、Kさんが走りこんで、「バコッ」と蹴り込み、得点をゲットしました。 Kさんだけではありません。かなり運動が苦手な一人を残して、この冬のサッカー体育の期間中にクラス全員が得点を入れました。自画自賛ですが、これは4年生という学年では、なかなかむずかしい事なのです。全員得点を目標と課したわけではなく(あまり「全員」を目標にすると息苦しいというか、どうしても発達段階的にそのレベルに達していない子どもを追い込むので、よくないと思っています)、気がつくとあと一人で「全員得点」まできていたという感じです。 どの子もよく走ります。どの子も前面に出て行き、どの子も自信を持ってシュートにトライする。たくましく育ってくれている部分もあるのだなあと改めて感じました。 Kさんもたまたまゴール前にいて、たまたまボールが転がってきて、たまたま足を出したらシュートが入ったのではありません。おとないしいKさんがゴールを狙えるポジションにいて、こぼれ玉にすかさず反応して、蹴り込んだのです。 サッカーは学校の授業でやるにはテクニックが難しく、なかなか上手にはなりません。クラブチームで専門的な練習をつんでいる子どもに比べれば、私のクラスの子どもの技術など足元にも及ばないです。4年生の非サッカークラブ児童で味方に正確なパスを出せる子どもなどそうそういるものではないのです。手でボールを扱うバスケットボール系のスポーツに比べて、足で扱う分、細かい技術が身につきにくいのです。 今年は、そんな「指導が難しいサッカー」を授業の中で上手にしてあげようと色々と仕組みを作りました。ゴールを決めた時の顔は、本当にうれしそうです。 このブログではこういった授業研究関係の話題はあまり深く取り扱わない方針です。ここは一応、匿名ブログですし・・・。ですから、また別なHPで「小学校の女子にも楽しいサッカー」についてを詳しく公表するつもりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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