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前回のエントリーにいただいたコメントです ------------------------------------ >>Mooseさん ------------------------------------ 私は若い人に対して、肯定的な思い(えらいと思う、応援したい)と同時に否定的な思い(なってないぞ!、)の両方があります。私は中途半端人間なので、これは自分・自分の世代・先輩方に対しても同じです。 で、若い人の良くないところ。 「奥ゆかしさ」に欠けるところです。 よく言えば「ストレート」です。 対人関係において、子供時代にしっかりとした訓練を受けていない部分があります。箇条書きで羅列してみます↓。 ・年功序列など気にせずにずけずけモノをいいます。言動が雑い。 ・酒の席で、先輩に注ぎに行きません。 ・子供に対する母性的な接し方(許し)ができません。 ・人との付き合いは、損得を基準に選びます。平気で間抜けな同僚や後輩を排除してしまいます。 ・まあ、言ってみれば、ヤンキー気質です。 ・酒の場の話でなくても、女の子でも海外に婚前旅行に行ったことを隠しません(苦笑)。 この「奥ゆかしさの欠如」傾向は、私自身にもあります。私たち1960年代生世代から今の子供たちに続く傾向です。1980年代以降は、世の中が全体がしがらみから開放されると同時につながりを見失っていった様に思っています。そんな時代に子供・学生時代を送った若い世代には、乾いた砂漠のような人間関係の中で生きることを余儀なくされてしまった部分があります。クールになることやトンガルことを避けることは難しい時代を生きてきてしまっています。 過去このブログで「親の世代論」としてエントリーしてきた文章に書いたように、世代が進むほどにこの傾向は強くなっていると思います。私のような奥ゆかしくない人間から見ても、今のより若い教師たちが持つこの「奥ゆかしさの欠如」は、今後の教育・学校において、心配される問題のひとつです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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