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週刊金曜日を買ってきました。
左翼系の論客が多いこの雑誌、当然反原発であり、書いていることはやや極端ですが、推進派もかなり極端なことを言っているわけですから、情報量の少ない下々の民衆は両方の情報を入れて判断をしていかざるを得ないでしょう。 佐高信さんが、「電力会社に群がった原発文化人25人への論告求刑」という特集記事を書いていました。私がずっと願っていたことをマス(でもないか)でやってくれました。 なんとたくさんの文化人が推進に協力していたのか、よくわかります。もっといるのでしょうけれど。 浅草キッド、アントニオ猪木、荻野アンナ、大前研一、大宅映子、岡江久美子、勝間和代、北野武、北野大、村晴男、木場弘子、幸田真音、草野仁、堺屋太一、住田裕子、中畑清、弘兼憲史、藤沢久美、星野仙一、三宅久之、茂木健一郎、森山良子、養老孟司、吉村作治、渡瀬恒彦。 「安全神話のホラ吹き役・売る芸がないから身を売る」と、辛辣です。もっとたくさんの推進事業参加者が載っている「電力会社が利用した文化人ブラックリスト」というリストもずらりと出しています。 推進派がいかに各界の顔を宣伝塔に利用しながら周到にプロパガンダをやっていたのかがわかります。 もろ原発賛成の方から、オール電化推進まで、差はありますから、一概にこの人たちを糾弾するのはどうかと思うものの、 「じゃあ、今、原発についてあなたはどう思っているの」 ぐらいは、聞く権利が消費者側にはあるように思います。 この雑誌には政治家のリストがないのが残念でした。是非、推進派政治家(ついでに反対派)の意見も、一人一人、聞いてみたいものだと思います。 講談社の週刊現代とフライデーも、食い下がっています。 どちらの雑誌も興味本位な部分があってあまり好きではないけれど、こんな時は応援しちゃいましょう。 いろんな論調がある中で、原発問題が論じられてきたのであれば下々の私たち民衆にも責任があると思います。しかしながら、明らかにプロパガンダと、情報操作が行われてきた歴史があります。情報操作をしてきた側はもっと糾弾されるべきだと思います。 圧殺されてきた「原発マネー」「情報隠ぺい」等の推進側の問題点が明るみに出て、フェアな議論ができるようになるといいと思います。 原発がエコによろしいだとか、 原発は安価だとか、民衆を惑わすような情報の垂れ流しは本当にアンフェアだと思います。原発で作られた電気は安いって言っても、被害があった場合や研究費・宣伝費・数十万年にもわたる廃棄物管理のコストをのせていないのでは?? だいたい、そういうことをちゃんと計算したデータを私たちは得ることができません。 やっと反原発側の発言や原発推進に都合の悪いデータがマスメディアに載るようになってきました。先日「テレビタックル」で阿川さんが 「(原発は)国会議事堂の地下にでも作っちゃえばいい」 と、発言していましたが、こういった言論が自由にできる雰囲気がないと、不味いと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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