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おおさき教育支援ボランティアネット     宮城県大崎市

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2006年05月09日
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カテゴリ:フーテンの科学寅
なぜ、私は、学校支援にこだわるのでしょう。

私は、学校支援ボランティアアドバイザーとして、
多くの「社会人先生」の活躍を見てきました。
そして、いつも感動に包まれて帰りました。

会社社長は自分の戦争体験を語るうち、感極まって涙を流しました。

会社員から建具業に転職した講師は、
鮮やかな手さばきでカンナ削りの実演を見せてくれました。

驚いたのは子供たちの聞く姿勢です。
落ち着きのない子も、
問題傾向の子も、
姿勢をピッとし、目を輝かせて聞き入っています。


ある講師は授業後の座談会で、
「昨夜はよく眠れませんでした。
授業中生徒が立ち歩いたり、騒いだりしたらどうしようと心配でした。
何しろ近頃の中学生は荒れていると聞いていましたから。
ところが私の拙い話を真剣に聞いてくれ、ビックリです。
私の方こそお礼を言いたいです」
と感想を語ってくれました。

生徒の感想文には、父母による人生講話は
新鮮で為になったと書かれていました。

 ◇ 生徒の感想 中3 男

土曜日に行われた新しい授業はとてもよかった。
友だちの父親の話は、偉い人の話より身近で、グッときた。
環境が悪化していると聞き、さっそく本で調べた。
こんなことは今迄あまりなかった。
講師の先生も、僕たちも真剣だった。
とても新鮮で、新しい感覚の授業だった。
これからもぜひ続けて欲しい。


地域社会は人材の宝庫です。
一能一芸に秀でた人がいっぱいいます。
しかも学校の呼びかけには、
多忙にもかかわらず教育奉仕をしてくれます。

「子供のために」の合言葉は、
心あるすべての人をつなぐ魔法の言葉です。
そして、感動という「魂の共振」は、
教育荒廃を必ず克服します。


 ◇ 生徒の感想 中3 女

私はお話が終わった瞬間、
とっても素直な気持ちで
「ありがとうございました」
とつぶやきました。

講師の先生が私たちのために、
寝る間も惜しんで、準備してくれたことを知ったからです。

私はいま進路の選択で悩んでいますが、
講師の先生は戦後間もない時代で、
家のために工業高校へ行くしかなったと聞いて、ハッとしました。
私は進路先をあれこれ選べ、
自分で決定できる。
何という幸せかと。
今日はとても重要なことを気づかせてくれ、ありがとうございました。


 ◇ 生徒の感想 中2 女
講師の先生は子供の頃、パイロットに憧れ、
試験を何回も受けたが、失敗したそうです。

それでも飛行機への夢をあきらめきれず、
航空機の会社に就職して、
今の飛行機の整備の仕事をしているという話でした。

「夢を持つ。あきらめない」の言葉はグサリときました。
私は学校の先生になる夢を持っていましたが、
勉強が出来ないのであきらめていました。
話を聞いて、私はなんてダメなんだと思いました。
勉強を頑張り、先生になる夢に向かってチャレンジします。



感想文には「感動した」という言葉がいっぱいです。
それはなぜでしょう。
子供たちは、表の明るさとは裏腹に
体験不足からくる自信のなさの中で、
進路に悩み、生きることに悩んでいるのです。
そして、大人たちの確かな体験談を渇望しているのです。

授業後の座談会で、ある社会人講師が
「私が最高にうれしかったのは、
息子が頷きながら聞いてくれたことです。
普段は忙しくてろくに話もできませんから。
こういう機会を与えてくれた学校に感謝します」。

 その子の感想文にはこうありました。

「お父さんの苦労話をはじめて聞いて、泣きそうになった。
お父さんを心の底から尊敬する気になった。
こんな気持になったのは初めてだ」。

親の学校支援を生徒の中で、
我が子はだれよりも真摯に受け止めています。
これが何よりの教育です。






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最終更新日  2006年05月09日 22時07分25秒
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