アイザック・アシモフ「ロボットと帝国」
叔父が亡くなり、通夜に参列してきました。昨年2月に叔母が、昨年12月に父が、そして今回叔父と相次いで亡くなり、父の兄弟は全員帰天してしまいました。さて、叔父の遺体と対面してきたのですが、棺の中に「ロボットと帝国」と「ファウンデーションと地球」のハードカバーが収められていました。もう1人の叔父がSF好き、漫画好きだったのは知っていたのですが、この叔父もSF好きだったようです。アシモフが有名なロボット長編シリーズとファウンデーションシリーズを結びつけた作品群なのですが、SF好きの叔父さんに言わせると初期シリーズに比べると面白くなかったそうです。まあ、初期シリーズから30年くらい経って、続編を書き出したので、何となく書きっぷりが変わっているような感じを受けていました。早川書房の本はほとんどがレアものになってしまっているので、思わず良いなぁって思ってしまったのですが、叔父さんがあちらの世界でも読めるようにって感じなんでしょうか。【中古】 ロボットと帝国 上 (ハヤカワ文庫SF)