自分の誕生日があった１０月。
欲しいものも買わずに生活費やら来月の家賃やらにあててた自分。
先月、メシを我慢したりして相方に誕生日プレゼントを頑張って買ったのもあって、
なんとなくちょっとした期待も若干あったろう。
ただ、お金が厳しいのはわかっていたので、誕生日に
「おめでとう」
の一言を一番にもらえたら嬉しいな。と思いを馳せていた。

実際の１０月３日誕生日。
出た言葉は
「何も用意できなくてごめんね」
欲しかった言葉はそんなんじゃない。
仕事を早めに無理やり切り上げて帰ってきたが、
待っていたのは再三繰りかえされるその言葉と、
最近すっかりハマっているネット事業に打ち込んでいる相方の姿。
でもまぁ、自分のときもらって、用意できなかったのが悪いと思ったんだろう。
ネットも、まぁいつもどおりといえば何時も通りなんだろう。

・・・と、そう思っていた。

なんのこたぁない。
9月末日に入った給料、生活費としてこちらに渡された額があまりに少ないから
何某か抜いたのは分かっていた。
単純に見ただけでまるわかりになる金額だったから。
逆にそれでちょっとした期待もしたが。
買ったのは９月に通販で注文した『自分』のモノばかりだった。
あげく、支払い予定なぞしばらくたたないにもかかわらず
１０月にはいってからも色々注文。
全部内緒で。
今月来月と厳しいのを知ってて尚。

色々な事を、こっちから折れれるとこは折れてきたが

嘘だけはつくな。

再三繰り返したのに。

よりにもよってワザワザこういうタイミングでそういうことを繰り返すとは。

いい加減、呆れたし、頭にもきたし、何もかもどうでもよくなってきた。

体きついけどお金足りないから・・・と病院いかないでごまかしごまかししてた代金が
黙ってかったカバンに化けてたときの気分ったらどうだ？

私達にも欲しいものが沢山あるなか、何年もの間ずっと我慢して色々工面してきたのに
こんなんきたもんだ。３万何某の服代金？１万何某の服代金？５千円前後のカバンとか
靴とか？

家の中暴れまわりそうだった。
いっそ暴れたほうがよかったのかもしれない。
扉の一枚も吹っ飛ばしておけば少しは気が晴れたのかもしれない。

こちら陣営でアンチを名乗るメンバーが増える中、『今』をどこまで維持できるかが見物だ。

少なくとも、一人は本気で怒ってる。
そいつに関しては、この先フォローすることは無いと思っていただこう。