ユーミン シャングリラ公演感想
さて遅くなりましたがシャングリラ39月17日代々木最終公演の感想を書きたいと。お気に入りのシーンはまず1曲目の「グレイス・スリックの肖像」から続く「Happy Birthday to You 」紫のドレスで登場のユーミン。ピアノの弾き語りから静かに始まります。黄泉の世界に光が射し世界が一変。あっというまにユーミンの衣装がパンツスタイルに早変わり。髪型までアップから髪を下ろした状態になった。どーなってるの???床だったはずのステージもいつの間にかプールになっていてシンクロのアクター達が勢いよく水の中から飛び出してきた。そして天使か妖精がスッと地上に舞い降りて来るようなデデューの登場。あまりに美しくて最初からもう鳥肌が立ちました。「時のないホテル」もう大好きな歌。たった4分程の曲に、スパイ映画やSF映画を観るようなこの歌の世界。ユーミンのイマジネーションの凄さを見せつける一品だと思う。真っ赤な舞台。舞い落ちる沢山の白い紙切れ。怪しい黒服の紳士達。この歌の雰囲気を見事に表現していて。赤いコートのユーミンがスイングプレートに乗り、黒服の紳士達と演技しながら歌う。その間に左右にプレートが揺れながらドンドン天井に向けて上がって行く。途中また衣装が一瞬にしてイスラエル風の衣装に変わり、更にプレートが上がって行く。そしてなんと天井からハシゴが降りてきてユーミンはそれにつかまりスルスルと天井裏に消えていった。もう凄い高さです。いつのまにかプレートにはひとりの紳士がいて、地上に落下。同時に花火と炎。舞台暗転。なんてユーミンカッコイイの!!!大興奮しましたわ。あと良かったシーンまだまだあります。長くなりそうなので今日はこの辺で。「時のないホテル」ゆうべロビーのソファで出会い愛し合った紳士は朝焼け前に姿を消した東側のタバコの吸いがら電話のわきのメモはイスラエルの文字さっきお昼のカフェで話しろう下で見たレディはかつらの色がガラリとちがうこっそり開くパフにしこんだアンテナ口紅から発信機の音彼らの写真は新聞を飾る蜂の巣になり広場に死す♪~~♪ここは置き去りの時のないホテル20世紀を楽しむ場所ひげを抜かれたお客はみんなけっしてここをここをでてはいけないけっして出てはいけない 出てはいけない出てはいけない 出ては♪