|
カテゴリ:カテゴリ未分類
朝から奴隷になる一日。
朝一番で美容院へ行く。 「どんだけ回ってもダンゴが取れない頭にして!」 こんな注文つけるのはバレエの人間だけだろう・・・ いつもお願いしているチエちゃんは その辺りよく知ってるので 髪の毛をまずカーラーで巻いてクセつけて その後少し逆毛を立てつつアップにする。 アップにするとき根元にスタイリングジェルタップリ。 これでヘアピン要らずのアップが出来る。 まとめたダンゴもボリュームを出すべく 専用スタイリングでまとめて 仕上げに固めるスプレーを。 ダンゴつくりに3種類の薬剤を(笑) これでもう側転しようがバク転しようが ビクともしないダンゴが完成。 タイツ・レオタードの上にウォームアップを着せ その上にダウンジャケット。 衣装を積んで車でGO 今回はかなり大きな舞台なのですが チャリティの舞台ゆえにゲネプロが出来ない。 よって場見れない。。。 センターにバッテンマークがあるものの 不安だらけ・・・・ 控え室の廊下でウォームアップする人の横を 通りすぎながら楽屋に入る。 ザワザワしている楽屋の雰囲気って結構好き。 白鳥の衣装の上のジャージを羽織って オニギリ食べてる女の子や 2~3人組の踊りの合わせしてる子 テンポが合わないのか、一人が 「マジやばいって!」とか 古典バレエの衣装つけてるのに 廊下に座り込んで携帯いじってる女の子 舞台では見られないバレリーナがここに。。。 ドーランを塗ってもらって衣装に着替えて トウシューズ履いて、トウシューズにワックスが 付かないようにカバーを履いて アイメイク&口紅をやってもらう。 うちの娘はまったく緊張しないようで・・・ 本番直前までいつものテンポ。 舞台袖から客席に出て見守る。。。 まぁまぁ上手にできたんじゃないかなぁ? センターの位置が少し寄ってたかもしんないけど・・・ そんな風に思いながら終了後迎えに行くと 一人だけボロボロに泣いている。 メイクはハゲハゲ。お姉さん達に 肩を抱かれながら戻って来た・・・ 舞台の上にいるときに まさかこんな娘に合おうとも思っていなかった。 どうやら踊りのテンポが合わなかったらしく 自分を責めていたのだ。 みんなで踊るのだから多少のズレは 仕方ないのだけど・・・ 『今まで一生懸命にやった!』という 9歳ながらのプライドがあったのだろう。 悔しくて悔しくて泣けてしまったそう。 しばらく塞ぎ込んでションボリいたのだけれど 次の舞台にスイッチが切り替わったようだ。 そして帰り道にヒトコト 「今度はソロだから間違えてもわかんないよね?」 ですと(笑) 大人なのか子供なのかよくわからん発言。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|