Drops

本日はサヤっ子のピアノの発表会でした。
かれこれピアノの発表会も5回目となり・・・
まぁ、最初は着るものにもリキ入れてたのですが
今回は全くの普段着でした（母娘そろって）

初々しい幼稚園の子達や小学校の低学年の子が
レンタル衣装か？と思うほどのドレスを着飾って
親もまたこりゃ式服のような艶やかさ・・・

ちょっと普段着すぎて、申し訳ない感じ・・・・

演奏が始まって（サヤは終わりのほう）
バイオリンで言うところの『キラキラ星』
のような演奏曲を一生懸命に弾く小さい子達。
途中間違えて、固まってしまう子も・・・
でも最後までタドタドしく弾く姿を見て
「うんうん・・・きっと一生懸命練習したんだねぇ」感動したりして。

短い曲だけれど、可愛いドレスも着て
緊張しつつも嬉しそうに演奏を終える子達・・・

で、、、その傍らでですね、演奏を終わった我が子の
晴れ姿を映していたママさんパパさんらが
三脚をガシガシ閉まったり、バタバタと
楽屋に走ってくのですよ・・・
ビデオもカメラも、物凄い台数・・・
それが演奏の合間でなく、次の子とかの演奏中に
堂々とやってるからビックリ・・・
挙句の果てに、『かっこうワルツ』が演奏される最中
ケタタマシイ程の着メロ・・・
『マツケンサンバ・パート２』
すぐに切ればいいものの、その『マツケン携帯』を
持ったままでドドドドドーーーっと表に走り去る
オバハン（観客みんながオバハンに釘付けだった）
頭の中には『かっこうワルツ』にマツケンのサンプリングが
施され・・・暫く頭の中をグルグルしておりました・・・・

ビデオ撮影に夢中になってて
小さい子供を放置したまんま泣かせてる母親・・・とか。
そんなんが気になって鑑賞も疎かになっちゃう。

いつもね、思うのですが子供の発表会。
バレエでもピアノでもなんでもいいのですが
演奏する側の事を全く考えていないのは何でなのでしょ？
自分の子の発表会だから自分の子が終わったら
後は興味ナシの親が多いのです。
そりゃ私も親のハシクレなので理解できますけど
実際にやったらアカンでしょう・・・

せっかくピアノ習ったりバレエ習ったりしてるんだから
そういうのを『鑑賞するマナー』ってもんも
ついでに身につけるべきなんじゃないの？
（普段着でノコノコ行くのもマナー違反かもしれんが・・・）
ウチの娘も小さい頃は他の人の演奏が退屈で
ゴソゴソしたりもしたけれど
「自分が弾いているときに、そういう事する人がいたら嬉しい？」
・・・と聞いたらそれ以来
キチンと演奏を聴くことができるようになりました。
（「今の子上手かった」とか「下手だった」とかはブツブツ言ってますが）
頭ごなしに「ダメ！！」と叱るだけでは
子供だって「なんでやねん！退屈じゃー！」となりますよねぇ・・・

今回サヤっ子が弾いたのは
練習曲なのですが
速弾きで・・・ちょっとだけ
リストっぽい感じ？（親バカ）
鍵盤をフルに使うワイルドで派手な曲が
本人も気に入ってる様子でした。
音の強弱もウチのピアノより断然良い音のピアノだったので
（調律しなくちゃ・・・）
本人ノリノリだったようです。


しかし、帰って来てから弾いたのが一番上手かった・・・
ってのが笑えましたけど（＾＾；）

発表会が終わって、次からはいよいよ
『ブルグミュラー』に突入。
ちょっとづつクラシックっぽくなってきました♪

・・・自分が昔『ブルグミュラー』の途中で挫折したので
段々エラソーな事言えなくなって来ました。
こうして子供は親を乗り越えていくんでしょうねぇ・・・ハァ。