Drops

久々の仕事だったのですが
普段やらない『ご案内』をやったので
なんだか新鮮でした。

四国から来春こっちの大学に通うことの決まった
男の子とお母さんでした。
駅から電話をくれたのですが
当番出勤のうち私以外が退去立会い
（月末引っ越す人の部屋の引渡し）に
出払っていて・・・
会社までの道を説明してもらい
来てもらった。

物件資料を見てもらい、ドコを見学するか
品定めをしているうちに、営業さんが戻ってきたので
私がお二人を車に乗せて案内することに。

遠くから来る人の場合、その職場や学校まで
まず行き、そこからの道順を説明してあげながら
案内する物件へ行くことにしている。
（自分だったらありがたいので・・・）

息子さんも体育会系の爽やか君で
お母さんも、肝っ玉母さん系の方で
二人の会話がコレまた新鮮な方言だったんで
微笑ましくも思いながら、色々部屋を案内した。
遠くから来る人だと、この街の意外なトコが
新鮮に思うらしくニワカ観光ガイドになった気分（えらそー）

３軒案内したうちの一部屋に決めてくれて
よかったよかった・・・
4時近くになり、帰る頃お母さんが
「実はこっちに着いたのが昼頃だったんで
まだお昼食べてないんですよ（笑）お腹減っちゃって」というので
駅近くの、食事のできる店が集まった場所を教えて
そこまで車で送ってあげた。

きっと初めて来る場所で緊張しながら
うちの会社に来てくれたんだろうなぁ・・・と思った。
私は毎日何気なくお客さんの相手をしてるのだけど
お客さんからしたら、不動産屋なんて慣れてる人の方が少ないし
なんかちょっと怖い？と身構えてくるのかもなぁ・・・
と改めて思ったりして。

ルーティンワークばかりに構いすぎてると
こういうイレギュラーな事があった時でないと
ナカナカ再認識ってできないんですねぇ・・・・



明日の夜は家族の殆どが忘年会やら
お招きで晩御飯は
私と子供のみ。

お風呂に入りながら
「明日、お外で御飯食べようか～」と言うと
サヤの目が輝いた。
お風呂から出るや否や
「お兄ちゃん！！明日晩御飯お外で食べるって！！」

そーかいそーかい・・・そんなに母ちゃんの
御飯が食べたくないのかい！！てな事を
冗談で言うとユウタが
「だって外で食べるとユックリ話できるじゃん」

がびーん・・・・
ちょっとこれショックだった。
家で御飯だと、片付けや家事に追われて
子供の話をシッカリ聞いてるつもりで
「ながら聞き」だもんなぁ・・・
子供が話てるのに途中で
「あ、そういえばプリントは？宿題やった？」なんて言ったり
「ちょっとまって」って言ったまま聞くの忘れてたり・・・
こりゃイカンでしょう・・・ごめんユウタボン・サヤっ子・・・

イレギュラーな事ってほんと
再認識には欠かせないのかもしれない。
ボンクラ母ですまねえ・・・

てなわけで、明日は子供とデートです。
ヒザをつき合わせてしっかり話を聞いてまいります（笑）