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毎朝会社の裏口にいる
白ちゃん娘(最近白ちゃん母はみかけない)と ここんところ仲良しになった雉猫キジちゃん。 白ちゃん娘は、随分前から仲良しなのだけど キジちゃんは、ここ一月くらいで 物凄く懐いてくれていた。 ウニよりも少しお姉さん猫で、 以前は3匹兄弟でウロウロしていたのだ。 一匹が通りの向こうにテリトリーを移して もう一匹は、近くにいるのだけど 気が小さくて懐かない。いつも車の下で ジーーーっと私が遠くに行くのを見計らって 御飯を食べに来ているようだ。 キジちゃんはよく 『にゃー』と鳴いて寄ってきたので 試しに撫で撫でしてやったら コロリンと横になってお腹を見せた。 お腹をゴシゴシ撫でてやると 気持ち良さそうにコロコロ・・・ どれ・・・とダッコしてみたら 私の腕の中で丸くなってゴロゴロ言っていた。 これだけ懐いてくれると 家に連れて帰りたくなってしまう・・・・ 相方と子供に相談してみようと思ったのが昨日の事だ。 『ウニと相性がよければいいんじゃない?』との返事で タイミングを見計らって家に連れて行こうと思っていた。 ウニと仲良くできるかなぁ?昔のノラ仲間だし大丈夫かな? なんて思いながら・・・・ 今朝出勤すると会社の裏口には しろちゃんズもキジちゃんも姿を見せなかった。 雨だからかなぁ・・・と思っていると 同僚の子が裏口に出てきて 『カフェ坊さんが可愛がってた猫・・・ 会社の正面玄関前の道路で倒れてる』と。 頭の中で違う違う違うと繰り返しながら 道路に向かった。 シトシト雨の降る中で、道端の車停めに 寄り添うようにして、キジちゃんが横たわっていた。 目をつぶって、手足を伸ばした状態で。。。。 猫は体が濡れるのが大嫌いなのに びしょびしょに濡れた柔らかい毛。 昨日私がダッコしてゴロゴロいっていたキジちゃんなのか? 『ウソだウソだ』という言葉しか口から出てこなかった。 太ももの辺りにケンカしてできた カサブタがあったんだ。 指先で触ると、カサブタがあった。 道端に座り込んでいたら、同僚の子が ダンボールを持ってきてくれた。 冷たくなったキジちゃんを抱えて ダンボールに入れた・・・ タオルで体を拭いてやったのだけど 完全には乾かない・・・きっと気になるだろうね。 目を覚ましていたら全身ペロペロ舐めるだろうね。 キジちゃんには外傷が全く無かった。きっと苦しまずに あっという間に神様が連れて行ってしまったんだね。 バカだなぁ・・・飛び出しちゃったのかな? オモチャで遊んでやっても、怖がって ナカナカ近づけなかったくせに。。。 昨日連れて帰ってあげてたら・・・ 何度も何度もそう思った。 朝礼が終わるまで涙が止まらなくて 迷惑を掛けてしまった。。。 キジちゃんがいつも、丸くなって寝ていた 植木の植わっていない鉢の上に ダンボールを置いてやって お線香とお花、ニボシを買ってきてお供えした。 昼近くになると 白ちゃん娘がやってきた。昨日まではここで キジちゃんといっしょに毛を舐めあっていたのに 白ちゃん娘もキジちゃんを探していたのかもしれない。 白ちゃん娘は お線香の煙を不思議そうに見つめていた。 キジちゃん兄弟の大人しい子は、いつものように 私の車の下でジーーーっとしていた。 明日、キジちゃんを社長の家の 土手に埋葬してきます。社長の実家の 先祖代々の猫が眠る場所なので きっとキジちゃんも寂しくないよね・・・? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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