風は秋色
お盆も過ぎて、今日から仕事でやんした・・・夕方になると、ちょっとだけ涼しい風。暦の上では秋なんですもんね。日中は流石にそう思えないのですが・・・連休中は、地味に過ごしておりました。ユウタボンのお友達が参加している市民ユースオーケストラのコンサートに行ったり・・・これは、ちょっと小バカにしつつ行ったらビックリ。物凄い上手・・・・しかもフルオケなので音の厚みがもう凄い。せいぜい、管弦楽とかがエエトコなんじゃないの~?と思ってたら、おばさんが間違ってましたー!ごめんなさいー!!台湾のユースオーケストラも参加したのですがココの指揮者の先生が、また豊かで面白い指揮をとられてて魅せるステージって感じでした。曲もモチロン、交響楽でお馴染みのスメタナの作品を頭振り乱してタクトを振るもんだから・・・ユースのチビッコなのに、拍手をちゃんと足でドンドンドンとやってたりして中々見直しました。お友達の子も、しっかり演奏してて、普段ウチに遊びに来るときの顔とまた違う顔になってました。かっこよかったなぁ。次のコンサートも是非教えてね!!と。すっかりファンになってしまいました(笑)そして昨日、サヤは乗馬の駆け足デビュー。本格的な障害練習に入るために、もう駆け足。観てて怖い・・・(^^;)サークルの中を駆け足でクルクル回るサヤっ子。かっこいいなぁ~~~と眺めていたそのときですよ・・・近くの道路を通行中の、車かバイクが思いっきりバックファイヤーを起こしてパーーーーーンッ!!という銃声のような音が・・・びっくりするのと同時に、キトリちゃんがヒヒヒヒヒィ~~~~ン!!といきなり暴走・・・・・サークルの真ん中にいた先生も何も出来ず、ただ「サヤ!!背中伸ばせ!落ち着け!!」と叫ぶばかりサヤは鞍上で手綱を握りしめたままで「キャーーーキャーー!!!怖いぃぃぃ!!!」と叫ぶばかり・・・もう、地獄の悪循環・・・・キトリ音でびっくり暴走→サヤ怖くて叫ぶ→サヤの叫び声でキトリのスピードアップ→余計に声がでかくなる・・・・サークルを何週したかわからないくらい回りました・・・途中滑ってバランスを崩したときに、片方の鐙が外れたので「落ちる!!!」と思ったのですが落ちずに、キトリもようやく止まりました・・・・慌てて先生が誘導綱をはめると、サヤは安心したのと怖かったので、大泣き・・・・声が遠くで見ている私にまで聞こえてきました。止まった時に気が付いたのですが、私も泣いてました・・・落ちて怪我しちゃうんじゃ?と思っていても何も出来ずに・・・もう、このまま怖くて乗馬をやめたいというかもしれない。でも、それでもいい。観ていても十分怖かったのだから私だったら絶対やめたくなる。。。しばらく、先生とキトリの3人(?)でじっくり話しをしている様子でした。その間もサヤはキトリの鞍上で泣いてばかり・・・「きっと、やめちゃうかもしれない」そう思いながら、レッスンが終わるのを待ってました。サヤはキトリのクーリングダウンをするなか、先生がこっちにきて「泣き・・・入っちゃいましたね」と申し訳なさそうに。「落ちなくて良かったです(苦笑)でも、怖くてもう乗りたくないっていうんじゃ無いでしょうか・・・?」「・・・ボクもそう思ったんですけどね(笑)」「・・・は?」「物凄いやる気になっちゃったみたいですよ(^^;」と先生。遠くで、アリンコのように鞍を運ぶサヤを見て先生と一緒に大笑い・・・・キトリに御飯をやった後、サヤがもどってきて開口一番サヤ「さっき凄いビックリした~~~(笑)」ワタシ「・・・・怖かったでしょ?」サヤ「キトリも怖かったみたいだけどね」ワタシ「落ちなくて良かった・・・」サヤ「いつか落ちるよ~先生なんか何回も落ちたって(笑)」物凄い切り替えの速さ・・・・「ま、馬が何かで驚いたときには大声出すなってことがよくわかったし♪」という余裕の発言も。。。普段、ワガママでいう事聞かないし好き嫌いも多いし、宿題忘れるし喧嘩っぱやいサヤっ子なのですがこういうトコって尊敬します。隣で観ていたユウタボンも「サヤ強ぇよね・・・」と呆れ半分ビックリ(笑)子供に教えられることも沢山あった今年の夏休みでした。。。