ごきげん読書生活

昨晩のことでした。

それは１１時を回った頃だったでしょうか。。。

わたしはＰＣに向かって，日記の更新をしていたのです。

画像を載せたり，テーブルのタグを書いたりしていました。


田舎のことです。周囲はすっかり静まりかえり，

時折，お向かいの猫が
「あお～んあお～ん」と鳴く声と，
トラックが通り過ぎる音ぐらい。

静かなもんです。

記事がもうすぐアップできるというその時。

カサッ。。。。。近いところで何やら音が。。。

「気のせい気のせい。。。」

カサカサッ

窓が開け放してあったので，網戸に何か虫でもぶつかっているのでしょう。

虫，無視。。。。。

「登録する」のボタンを無事に押し，

やれやれ。。。

がさっガサガサガサっ
あん？

がさがさの方向はわたしの左隣。。
印刷用紙やクリアファイルが入っているボックスの方から，聞こえてくる。。。

そのボックスの底近くに開いた小さな穴から，音がする。。。

な，何かいる。。。しかも，でかそう。。。どきどき。。。

ますます音が大きくなり，実にお元気そうである。

そのままにもしておけないので，

意を決して，

ボックスから紙やファイルをどかしてみた。。。

すると。。。。

うぎゃあ～ぉ～～～～～

でたあ～

その場から一歩飛び退きました。

穴からふいっと顔を現したのは，こいつ。


てらてらしたカラダ。
黒光りが美しくもあり，
さわさわと動く何本あるのかわからない，たっくさんの足。
でも，百本はくだらないでしょう。

だって，

百足
（ムカデ）だから♪


な～～んて，トリビアしてる場合じゃないっ


毛虫は平気なわたしですが，
さすがにムカデは苦手です。

あの油っこい感じがやだ～
かわいげがない～
顔がどこだかわかんない～

いちばんの理由は，

刺されてエライ目にあった人を知ってますから。

これ，うっかり見失って部屋の中に放したら，たまんないっ必死です。わたし。

たたきつぶすのがいちばんだと，ばあちゃんから聞いていたのですが。。。

やだやだ，自分のものではやりたくない。

下で殺虫剤ぶっかけよう！何かでつぶそう！

ってなことを考えている間にも，

やつは，がさがさとボックスの穴から出ようとしている。

わたしは，ボックスの穴から，ムカデがこぼれてこないように，向きをかえる。

すると，ムカデはくるっと向きを変え，外に出ようとする。。

外に出しちゃあなんねえだ～～



箱の穴を上に向ければ，ムカデ引っ込み～♪
滑り落ちては，またはい上がり～♪
そのくり返し～♪

片手で電気のスイッチを探り，

片手で「ムカデ箱」と化したファイルボックスを操りながら，下へ。

騒ぎを聞いた母が飛び起きました。

ムカデ箱を床へ置くと。。。

しゃかしゃかしゃかしゃか。。。。

広告の紙の上からたたきつぶしたかったんですけどね，
ゴキブリじゃないから，
にゅる～んと
つる～んと
逃げ出すんですよ，薄ぺったらなカラダ。。。。

もたつくわたしを見た母が秘密兵器を持ってきた。

その名は，

はえたたき！


（＠＠）おおっ！
匠の技。。。

びしっ！びしっ！びしっ！

容赦なくたたきつけられ，砕け散るムカデ。

母の爆裂はえたたき拳で見事に散ったムカデのカラダは，

ひでぶ

でした。

その後，

わたしが丁重に拾い集め，

紙に包んで，外のゴミ箱まで捨てに行きました。




激闘１０分。。。

最後の母の一言。

「あんた，ムカデは再生するからね」

ぎゃ～～（＠＠）








。。。。。しばらく，眠れませんでした。