カテゴリ:癒し
ポール・モーリアの名前を聞いたことのない人も、
手品のBGMに決まってかかる、 ちゃららららら~~~ん、ちゃららららり~~ というメロディを知らない方はいないでしょう。 ええ、「オリーブの首飾り」ですよ。 あれを作曲したポール・モーリアさんが亡くなられたそうです。 ポール・モーリアについて、音楽gooの記事はこちら。 ステキな曲は彼がこの世を去った後も、わたしたちの心を癒してくれますね。 アーティストって、こうして作品が永遠に残りますよね。 市井の平凡な人間であるわたしは、いったい何を残せるのかな。 従姉がなくなった後、どっかんと落ち込んでたとき、しきりと考えていたものでした。 考えて、得たひとつの答え。 それは、モノとして、かたちとして残らなくても、ほんの数人でもいいから、 人の心の片隅に、思い出として残ればそれでいいのかな。 そして、いつしかその思い出が消えてしまったとしても、自分が生きた事実は変わらない。 生きている今を、素直に、自然体で生きていけたら、それだけですばらしい。 そう思います。 先に逝った人たちの分まで。。。そう気負いすぎてたかもしれない。 なにかを残すことも尊いことだけど、生きていること自体が尊いこと。 そう思います。 ふと、 先日引退した新庄選手の 「記録に残る選手じゃなくて、記憶に残る選手でいたい」 という言葉を思い出しました。 まさに彼はそのとおりの生き方をし、野球人生を終えましたが、第二の人生でもさらに記憶に残る生き様を見せてくれることでしょう。 新庄選手のように、鮮やかな大輪の花も、野辺に咲く小さな花も、雑草といわれ見向きもされないような草花も、みんな一生懸命生きている。 相田みつを氏の「自分の花を」ということばには、そうしたひとりひとりへの慈しみを感じます。 久しぶりに、みつをさんに会いに行きたいな。作品を通じて。 先人たちの残したすばらしい作品を、新たに心の糧として、生きていきたいと思いました。 ポール・モーリア氏のご冥福をお祈りします。 合掌。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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