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カテゴリ:映画
原作: 小松左京 監督: 樋口真嗣 キャスト: 草なぎ剛、柴咲コウ、豊川悦司、大地真央、及川光博 大規模な地殻変動によって、日本列島が沈没する。このショッキングな内容で、1973年に映画化された小松左京の大ベストセラー小説「日本沈没」を、現代に置き換えてリメークしたパニック大作。 見どころは草なぎ剛、柴咲コウをはじめ、驚くほど豪華な俳優陣と臨場感たっぷりな救助シーン。監督の樋口真嗣は平成『ガメラ』3部作で特技監督として活躍した人だけに、冒頭の大爆破シーンから身震いするほどの迫力を見せる。また防衛庁、陸・海・空の自衛隊、東京消防庁などの協力を得て実現した映像が「もし日本が沈没したら……」という恐怖をかき立てる。今夏、日本では“沈没”ブームが再燃しそうだ。(ヤフームービーより) ストーリー 大規模な地殻変動によって日本列島が海中に沈没するという危険性が指摘され、それを証明するかのようなマグニチュード8以上の大地震が次々と発生する。 そんな中、大地震の被害にあった潜水艇のパイロット小野寺(草なぎ剛)とハイパーレスキュー隊員の阿部(柴咲コウ)は、幼い少女美咲(福田麻由子)を救出する。 前作を映画館で見に行った経験を持つ私としては前作にはいまいち納得できない部分があったので今回のほうが良いような気がします。 CGのできはかなり良くて圧倒されます。 前作では潜水艇はあっても探査までで、それでどうこうできるという武器ではなかったように思いますし、彼女との関係と言うものはありましたが、それがレスキュー隊というのは新しいですね。 決定的な違いは「なんとかしてしまう」というある意味強引な結末が「アルマゲドン」的で面白いです。 前作は「どうにもならなかった」んですからね。 石坂浩二が首相になっているんですが、途中交代してしまうのが観終ったばかりの「24」的。 ちなみに前作の総理は丹波哲郎だったんですが、今回はセリフなしの写真だけ、はい、誰のなに役だったのでしょう? 男の閣僚がどうしようもない俗物なのに、大地真央が危機管理相となって国難に立ち向かうというのも「24」的。 サイコ科学者の田所教授役の豊川悦司も好演してましたし、草ナギの同僚役に及川が普段と違う男っぽい役どころになっているのも面白いです。 苦言を呈すればどんどん日本が水没し、地震にやられ火山があちこちで爆発している状況であんなふうにレスキューしていられるのかと言う点。どこが基地なの? 政府の危機管理施設ももっと所在をはっきりさせてほしかった。後で分かるんだけど。 柴咲コウが実にかっこいいですね。 ううんと苦しいですが、85点と言うところで。 この映画のエキストラ出演したというブログの書き込みは面白いです。「あ、あのシーンに出てたのか」と分かっちゃいました。(笑) http://onotch.jp/with_mayuko/index.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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