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カテゴリ:生活
皆さんご声援ありがとう。
1番怖かった「麻酔」タイムになりました。 「○○さん、ベッドに腰掛けて」と麻酔医(執刀医とは別にこういう人が必要)に促され、手術着のすそもおぼつかない状態で点滴の針もそのまま腰をかけました。 仰向けになり手術着を半分ずつ脱いで、丸出し状態を避けながら要するに下はなんにもなし。 「はい、真横になって膝を抱いて丸まってください」胎児のようなスタイル。 腰椎が良く見えないとその関節の隙間に針を入れるらしい。 「じりじりという感覚が来ますから」と言って若い麻酔医は針の位置確認しています。 前から私の頭とお尻を抱え込むように担当看護師がまるで母親のようです。 やがてその瞬間、本当にちくっの後はじりじりという感じで薬が入ってきました。 もう片足のほうからしびれが始まっています。 やがてもう一度あお向けにされると、要するに女の人の「出産台」の上の状態です。 完全に局部だけ丸出しの様子が自分でわかります。もう、その辺どう触られていても感覚なし。 それでもお腹や腿とかにタオルかなんかかけてもらっていると恥ずかしさは多少我慢できるから不思議です。 いよいよ執刀医の出番。 なんとなく尿道にパイプが通されているというのが分かりました。根本はまだ何か触っているのが分かったから。 一番の手術部位である睾丸の下あたり、女性ではまさしくナニのあたりは何にも感じません。 やがて、腿の付け根を指でつかんでいるなという感覚の後「パッチン」という音が聞こえました。 「あの音は刺し込んだ針先から組織を採取している音です」と看護師の説明。多分5.6センチは刺しているんじゃないか。 それが8回ありました。麻酔がなかったら串刺し状態なんですから痛いんだろうな。 なんとなくモツ焼きの串を想像してしまった。 全部が終わるのに25分くらい。ベッドに移すのに大きい体なので4人がかり。 今度はベッドに乗ってのご帰還です。エレベーターに長い廊下。 何かの映画でベッドに乗って主人公が運ばれるシーン、天井だけが動いている感じ、麻酔でボーっとしている感じでも「あ、これこれ何の映画だったかな?パチーノ?」なんて思っているところが映画依存症の会員そのものだ。 部屋に戻ると心配そうなかみさんと娘が出迎えてくれました。 このかみさんは3人の子供の帝王切開と腎臓結石なんかで手術経験が豊富です。全然びびってません。 数日前にぎっくり腰をやっていたもので、点滴のあいだも麻酔が切れるのを待つあいだも腰の痛いのを我慢しながら寝返りをやっていましたが、尿道パイプでおしっこを袋に溜めるのが大変でした。 「血がまじってるわよ」(そりゃそうでしょ) ちょっとタオルケットをまくるとその辺が見えちゃいます。よくみるとオシメしていた。 さあこの後が却って大変でした。続く!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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