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カテゴリ:映画
監督: 出目昌伸
出演: 松平健 ブルーノ・ガンツ 高島礼子 阿部寛 國村隼 大後寿々花 中山忍 オリヴァー・ブーツ 板東英二 大杉漣 泉谷しげる 解説】 第一次世界大戦中、徳島県鳴門市の板東俘虜収容所で日本で初めてベートーベン作曲の『交響曲第九番 歓喜の歌』が演奏されたという実話を基に、ドイツ人捕虜たちと収容所員や地元民たちとの心の交流を描いた感動ドラマ。主演は松平健、共演に「ベルリン・天使の詩」「ヒトラー ~最期の12日間~」のブルーノ・ガンツ。監督は「天国の駅」「きけ、わだつみの声 Last Friends」の出目昌伸。 第一次世界大戦中の1914年、日本はドイツ軍の極東根拠地である中国の青島を攻略、クルト・ハインリッヒ(ガンツ)はじめドイツ兵4700人は捕虜として日本へ送還され、各地の俘虜収容所へと振り分けられた。 1917年、劣悪な久留米収容所で2年間を過ごしたドイツ人捕虜たちは、収容所の統合により徳島県鳴門市にある板東俘虜収容所に移送される。再び地獄の日々を覚悟していた彼らだったが、意外にも同収容所を監督する松江豊寿所長(松平)は、捕虜たちには人間的な生活が保障されなければならないとの考えの下、彼らに対して寛容な待遇で接するのだった。 マツケン・サンバと暴れん棒将軍のイメージの松平が温情あふれる軍人を好演しています。 彼の出身である「会津藩士」の家系が明治政府からの冷たい仕打ちと重なって重々しい状況を伝えてくれます。 ドイツ人俳優たちが頑張っているのと「SAYURI」で少女時代を演じた大後寿々花がドイツ人とのハーフという設定、ドイツ下士官から思いを寄せられる村娘に中山忍というところが色を添えています。 寿々花ちゃん、ここでまたまたカラーコンタクト。よほど「あの」演技が良かったんだろうか。 とにかく第9の吹き替えにカラヤン ベルリンフィルというのはすご過ぎます。 88点 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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