師範になったぞ
それはカラオケのことです。私が所属しているカラオケ愛好会は、そのスナックで行われる月一回の「段取り」がメインの行事ですが、ここ一年半の努力が実って今月の9日に「師範」になれました。毎回50人ほどの挑戦者が集いまして、夜の7時30分から各自画面を見ながら自分が好きな曲をワンコーラスずつ歌います。審査員長は地元の作曲家の先生で、その人の曲はダムでも流れています。先生は本人が用意した曲の楽譜を見ながら間違いなく歌っているかチェックします。補佐の人もいて歌詞をチェックします。間違うと合格できません。段取りには賞状の他に副賞があって箱ティッシュから洗剤やお酒やお米、商品券なんかもくれます。参加費は4000円から8000円(2曲審査)です。弁当飲み物つき。最初は合格すると3段になれますが、その後準4段、4段、準5段という風に刻まれていて、6段になったら画面は消されてしまい、歌詞を見ずに伴奏だけで歌うことになり、覚えていないと歌えません。7段以上になると前歌った歌を続けて歌うことはできなくなりますから、新曲に挑戦することになります。もちろん楽譜も用意しなおさないといけません。その辺も大変です。毎回全員が上に上がれるわけではありません。上に行けば行くほど狭き門になります。10段以上は師範になるまで2曲歌わないとなりません。10段の上が準師範、そして師範になります。ただし、師範になれるのは毎月とは限らず、しかもなれるのは1人ずつですから、準師範に5人もいると、基本的には古い順になります。しかし間違ったりすると番狂わせもあり、私が今回なれたのは準師範になって2月目ですから運がよかったということになります。準4から準5、準10から準師範に2回も飛び級したりというのも運がよかったことです。とにかく、演歌が多い中で前川清の曲を中心に歌い周りからも一目置かれていました。ありがたいことです。来月にはその第24代師範の看板が出来上がってくるので部分を公表したいと思います。しかしこれで弟子が取れるというわけでもないので、言ってみれば中間目標でしょうか。師範は段取り挑戦者たちが歌い終わってから審査の間、2コーラスずつ模範歌唱をするわけで名誉なことです。リラックスして歌えるし、審査もされないから参加費も2000円でいいし。