入院生活 その1
みなさん。本当にお久しぶりです。私のお腹には今、あの地図の記号で言えば「電車」の線路がおへその3センチ上から、おへそを迂回して恥骨のあたりまで約25センチくらい伸びています。ムカデがいるようにも見えます。帝王切開3回の我が家の記録保持者、妻の言葉を借りると「傷はよく着いている」という評価でまずまずうまいんじゃないでしょうか?入院、手術の記録をここをお借りしてしたいと思います。8月11日(土)午前、会社に行って「今日から入院します」と報告。妻と共にいろんな荷物を持って例の病院に9時半に到着です。今年から「医療費支払限度額認定書」を社会保険事務所からもらっておいて受付に出せば、退院するときに月ごとの高額医療費を支払ってから差額を還付されるという面倒なことをしなくても、自己負担分だけ支払って後は国に請求してくれるようになりました。受けつけすると、早速担当の人がとりあえず入る病室に案内してくれました。ロッカー付きの大部屋です。ベッドが6つありましたが、入っていたのは2人でした。1人は3.4歳上のおじさんで風呂場で滑って転倒したとかで、胸を湯船のふちに強打し、肋骨3本折ってしまって肺に損傷を負ってしまった人です。肺から出ている血を抜きながら、空気を送ってちぢんだ肺が元に戻るように、重そうな器械を持ち運んでトイレに行っています。同室者に挨拶を済ませて、パジャマに着替えます。いよいよいっちょまえの入院患者になりました。しばらくすると今日担当の看護師(婦)さんが来ました。キャイーンの天野似の感じ。この目がねの人ではありません。(なにが?)栄養士さんも来ました。「メニューを説明します」なんか希望するメニューが選べるとかで一応希望してみましたが、13日手術予定の私は12日から絶食ですからホントは意味がありません。この初日は検温し、血圧を測り、お昼を食べ、買ってきたパズルをやって、夕飯になりました。医者の検診はありませんでした。病院食も量は少なくても腹八分でなかなか良く出来ています。夕方に別の1人が退院していきました。就寝は9時です。早いよね。1000円のテレビカードを器械に入れると12時間くらい見られます。冷蔵庫もついていますが、テレビカードのポイントが遅いペースで消費されます。こういった器械はみな業者が病院と提携している「レンタルサービス」なんですね。1年前の検査入院のときとは違う病院で、テレビも上等です。BS1、2も入っています。残念ながらパソはつかえる場所がありません。そんなこんなで寝疲れない夜が明けました。何とか寝ましたけど、やっぱ冷房が効いているのは最高ですね。ということで、かわいい看護師さんとは翌日です。