24連休の24日目、トロントに帰る日だ。
高校時代までの夏休みのような、長い休暇だった。
片付けが大変だったが、ある程度は休めただろう。
福岡旅行と野球観戦ができた一方、片付けとゲームプレイは思ったほど進んでない。
2年半も帰れなかったため、いろいろなタスクが積み上がっていた。
だが次に帰ってきた時の片付けが円滑に進むように、できるだけのことをした。
しかし正直なところ、疲れが取れたとは言い切れない。
疲れすぎて疲れを感じない状態から、疲れているのを実感できる状態に戻っただけな気もする。
が、ずっと休んでいるわけにもいかない。
旅の続きに出かける時が来た。
これからまたトロントで生活するが、目の前には大きな困難が待ち受ける。
まず英語の勉強だ。仕事のためにも、トロント生活をもっと楽しむためにも、あと2段階くらいは上げたい。
次は専門の勉強、人脈の開拓、そして転職。
やること山積みな上に苦手分野も多く、
すでに前途多難な気しかしない。
胃痛地獄になるのは予想できるので、胃薬を買っておいた。
これが役に立てばいいのだが。
出発は8:45。仕事を休んででも空港まで見送りしてくれた両親にひたすら感謝。
一緒にいる時間を少しでも長く欲しかったのは、こちらも同じ。
車の中でいろいろ話をした。
成田までの飛行機は、Peachを利用。
ANAやAIRDOよりは安いのだが、手荷物の重量制限が本格的にチェックされるようになった。
今回の休暇で新たに出くわした懸案事項だ。
これを見越して、荷物を詰める時に手荷物と預け荷物の配分を熟慮した。
現地で微調整すると、
手荷物7.0kg、預け荷物20.0kgという奇跡的なバランスで通過できた。
後者は20kgを超えると追加料金を払わされる(5/16の成田で払っている人が複数人いた)。
現在はカナダ宛てのEMSが受付を停止しており、荷物を送れるようになるにはまだ当面かかりそうだ。
追加料金やむ無しで持てるだけ持っていったのだが、これはラッキーだ。
ただ、次回以降もPeachを利用する時は頭に入れていきたい。
機内では隣がいなかったので、試しに靴を脱いでみた。
少し快適さが上がった・・・かもしれない。
成田空港では、乗り換えを4時間取ったので余裕で手続き完了。
搭乗口エリアに作業スペースを発見し、そこで少しばかり執筆に取りかかる。
セブンイレブンで飲み物をひとつ買う。
CCレモンを飲みたかったのだが、なぜか成田空港ではコンビニでも自販機でも売られていない。
代わりに、あまり見かけないファンタのメロンソーダを買った。
帰りに成田で寄り道して、中本でラーメンを食べるという計画も考えた。
千葉県にも4店舗あるので、そのどれかに行くことを。
しかし、成田空港から最も近い千葉店でも、片道50分かかる。
食べる時間も考えると、3~4時間の余裕は見ておきたい。
その上で16:50発のバンクーバー行きに乗るのは、朝早く札幌を出発しても厳しい。
残念ながら今回は見送った。
このご時世だと、友達と会うのもはばかられる。
東京で1泊するのも考えたが、同じくお流れに。
月曜出発にしたのだから、前日の日曜を家族とともに過ごすのを優先したくなった。
成田からバンクーバーに向かう飛行機は、片道9時間かかる。
長いフライトなので、やることを事前に準備。
FF12RWと迷ったが、Switchで救助隊DXをプレイすることにした。
99階の長いダンジョンにも、挑む時間が取れる。
しかし、正直なところプレイに飽きてきた。
オールクリアすることなく、プレイングに区切りをつける可能性が高い。
いずれにしても、また日記で扱う。
おそらく、入国審査はバンクーバーでやった扱いになるのだろう。
永住権カードを持っているためか、審査は無いも同然だった。
税関申告は必要だが、これも簡単。日本語も対応している。
問題なくゲートを通過し、次に乗るトロント行きの飛行機に備える。
この路線では機内での食べ物や飲み物は有料なので、空港でゲータレードを1本買っておく。
ところが、この飛行機も遅れる。20:30到着予定のところを21:44だった。
前2本の飛行機は、乗り継ぎに間に合う範囲なら遅れても大した問題にならないのだが
ここで遅れが出ると帰り時間にダイレクトに影響する。
ってか、カナダ発着の飛行機で遅れが出なかったことの方が少ないくらいだ。
ピアソン空港からは、バス⇒地下鉄⇒バスで帰る。
往路の逆行程だと列車駅でUberを呼ぶことになるが、確実性に疑問点があった。
23:25、トロントの自宅に到着。
札幌の実家から、
27時間40分の移動だった。これでも往路の半分程度だが。
両親との話題になったのだが、このスーツケースは一体どれだけの距離を旅したのだろうか?
2012年のニューヨーク留学の際にもらったものだ。
今度にでも概算してみるか。
さあ、旅の続きを始めよう。