気づけばもう、
休暇から半年が過ぎた。
6/06に24連休が終わり、札幌からトロントに帰ってきた。
ここでの生活をもっと充実させるために、もっと勉強したいと思っていたのだが。
この半年、はっきり言えば
何も進展が無いorz
住環境問題に振り回され続け、勉強するつもりだったのが全然集中できない。
進捗は予定の4分の1にも満たないだろう。
ようやく引っ越せる時が来たのだが、まるでタイミングを計ったかのように「家のネットが解約される」という問題が発生。
つまり今、
「家でネットが使えない」というハンデ付きで引っ越し先探しをしなければならなくなった。
本当は満足のいく家を見つけるまで、数か月かけて選び抜きたいのだが
こうなってしまっては、見つかる家も見つからない。
暖房とネットがあればどこでもいいからとにかく引っ越す、という手もある。
そこでの最短契約を終えてから、改めて良質の家を探すという手順になる。
しかし、それだとこのハズレ物件で耐えしのいだ期間が人生の浪費でしかなくなってしまうのだorz
まったく、一体なぜこんなに不運ばかり続くかね?
この半年でただひとつ、
給料交渉だけは行えた。
2017年のワークビザ申請の時に決めた条件から、5年ほど全く給料が上がっていなかった。
永住権取得から1年後くらいに交渉しようと思ったのだが、そのタイミングでコロナだ。
会社も大変だろうし、僕自身も家で仕事するのに向いていない。
あの期間に会社を満足させる成果を挙げられていたとは思わない。
休暇を終えて、数か月ほど仕事で結果を出し、そこで交渉するという目算だった。
予定より遅くはなったが、こちらは一定の成功を収めた。
この職場に来て6年目にして実質最初の給料交渉だが、カナダに来てからの6年間のインフレに追いつくくらいの上昇幅だ。
学生稼業を終えてから9年半、途中働いていなかった期間を除いて8年。
円安の影響も含めてではあるが、
8年で初任給の2倍近くまで到達したと考えれば悪くはないだろう。
(CA$100円で計算、日本の側は交通費とボーナスを含むが残業代は含まない)
それでいて
天引き率は日本の方が高い。計算したら20.7%だった。
カナダでは、昨年のデータだと13.2%(タックスリターンの返金分を収入に含む)。
日本の側の消費税が5%であれば差はある程度縮まるが、10%ではそうはいかない。
オンタリオ州では13%だが、食品の多くには無税なので。
むしろ総合的には日本の方が高くなるかもしれない。
やっぱり稼ぐにはカナダの方がいいんだが、住環境が難しい。
将来も含めて、考えることが山積みだ。
しかし、
まともな家に引っ越せないと落ち着いて考えることもできない。
一日も早く引っ越し先を見つけなくては。