免許を取ってから、今日で15年。
当日はもちろんその日記を書いた(⇒
2008/6/09)。
当時の日記には、教習所に通った日々のことも書いている。
検定の後に飲んだメロンフロートもいい思い出だ。
しかし、
その後ただの一度もハンドルを握ることが無いまま15年が過ぎた。
この日記のタイトルが示す通り、完全なペーパードライバーである。
もちろん免許は身分証明書として大いに役立っているのだが。
一番の理由として、
運転に向いていないことを教習の過程でつくづく実感した。
技能研修で10コマ余計にかかった。
適性検査では、
判断力で最高の評価をもらったのだが
あれはただ単に計算能力が高いだけだろう。
近年はかつてより鈍った気がするが、Blackの計算能力は自慢できるレベルだ。
続くのは金銭的な問題だ。
ただでさえ家賃が高いというのに、車の維持費や駐車場代も払うのは厳しい。
必要性の面では、YesでもNoでもある。
トロントで地下鉄圏内に住む限り、車が必要になる場面は少ない。
しかし、あれば行動範囲は広がるだろう。住む家の選択肢も。
4月までの家探しでは郊外の家を見に行ったこともあり、車を持っていれば選択肢に入った家もある。
しかし、車通勤だとTTCのように移動中を読書時間に……ということができない。
地味でもなく大きな問題である。家では勉強できないBlackにとっては特に。
室蘭に住んでいた頃、通勤時間という名の英語多読時間を確保するために
わざと会社からある程度離れた家を選んだほどだ(選ぶことができるっていいよね……)。
さらに車を買う選択肢は即断で除外。そんな金があるなら旅に持っていく。
運転スキルが必要になるのは、むしろ日本で休暇を過ごす時だ。
2019年の家族旅行の時も、運転は任せることになった。
しかし、将来を考えると家族に任せっきりというわけにもいかない。
日本に帰ってきた時には運転できるようにしておきたい。自前で車を持っていなくても。
いずれにせよ、必要になったら教習所に練習しに行くか。