さらに進化した、
カスタムロボの2作目の登場だ。
2000年に、Nintendo64で発売された。
前作と同様、今回もシナリオから入ろう。
今作のシナリオは
2部構成になっており、まずは
「旅立ち編」からスタート。
これが前作のシナリオモードにあたる。
前作の1年後、別の街を舞台とする。
カスタムロボを始めた主人公は腕利きのコマンダーに成長し、いくつかの大会に出場。
そして今回も闇の組織との戦いが待っている。
全国大会のグレート・ロボカップは、今回は「激闘編」で開催される。
前作のライバル達は、一部のみ旅立ち編から登場する。
特に出番の多いユリエとジロウは顔グラフィックも描き直されている。
ユリエは性格まで大幅に変わっている。
前作のエンディングでコマンダーになったのだが、それをきっかけに昔からの反動が出たらしい。
彼女が認める3人目のコマンダー、か。
1人目は兄のマモルで間違いないとして、2人目は……おそらく前作の主人公だろう。
1年の間に、カスタムロボに関連する技術も進化した。
パーツを実体化するパーツ・ジェネレータは価格が下がり普及率が上昇。今ではあちこちで見かける。
バトルフィールドにあたるホロセウムも、ポータブル型が作られた。
もちろんパーツやロボの種類も大幅に増えている。
特筆すべきは、新登場の
ストライクバニッシャーと
バーニングビースト。
空中ダッシュに
ステルスが搭載されており、消えている間は相手のガンを回避できる。
前者はステルスダッシュが3回でき、相手との間合いを詰めるのが得意だ。
ゲームとしての面でも、細かい変更点はいくつかある。
テキストの漢字の割合が前作より下がり、難しい熟語には読み仮名が付いた。
ファニーオールドマン型のロボ名は、ほとんどの小学生には読めないだろう。
独眼爺(どくがんじい)、頭源斎(とうげんさい)、銀髪翁(ぎんはつおう)、武龍斎(うーろんさい)、虚無僧(こむそう)、と読む。
さて、ストーリーを追ってみよう。
主人公ネームは「マサシ」とする。昔プレイしていた時に入れた名前だが、変える理由もないので今回も使う。
バトルの数は、前作より多い
90戦。
新しくロボを入手し、バトルに慣れ、最初の大会に出場する。
ここまでは前作と似た流れだ。
ひとつ異なるのは、
ストーリーでもレイ以外のロボを使える。
ステーションの所長でもあるロボ博士が、ホログラムのコマンダーと戦わせてくれる。
相手は前作の主要ライバル達だ。
さらに、勝てばロボを入手できる。
最初の大会は、ステーションで定期的に開催される
「サンデー・マッチ」。
BGMも新曲が聴ける。
ホロセウムのLフォーメーションは、前作ではグレート・ロボカップ本選で使われた。
権威あるフィールドが早くも登場だ。
会場で、重要な話をふたつ聞ける。
前作の登場人物の噂を聞けるのは、続編の醍醐味のひとつだ。
テイルズでも、ラタトスクやエクシリア2で同様の仕掛けがある。
大会は5勝で優勝だが、決勝戦はとある事情で行われない。
サンデー・マッチを終えたところで、まず24戦だ。
その後は、
タクマ塾での合宿編に入る。
前作の時代にもあっただろうが話題には出なかった、コマンダーの養成所だ。
設立は少なくとも3年以上前らしい。
ゲゲゲのゲンちゃん……妖怪と仲がよさそうだ。
ワシが使うのにホークとはこれいかに?
ロボ博士は新登場のバーニングビースト型、ホークマンの使い手だ。
こちらもステルスダッシュを搭載している。
前作ではフリーバトル限定だった
サテライトポッドが、ここで早くも手に入る。
旅立ち編の間、ポッドは基本これで通した。
塾の生徒達は、バトル前には一礼してから気合いを入れる。
この掛け声と、使用するロボのステラを覚えておこう。
合宿は3泊4日で、最終日は「ビクトリー・ウェイ」に挑む。
踏破すればタクマ塾の卒業生として認められ、Vコマンダーの称号が与えられる。
全7戦、強豪とのバトルが続く中盤の山場だ。
ここでトラジに初の敗北を食らう。ごっつぁんです!
最初の塾生2人にも油断はできない。
この2人目に何度も負けた覚えがある。
リトル系に対し、バーティカルガンを使うのはあまりいい手ではなさそうだ。
昔は旅立ち編ではバーティカル一本で通してきたが、今回は相手によって変更する。
他にも3ウェイなど、連射重視のガンはリトル系には相性がよくない。
すぐダウンするため与ダメージが減り、結果としてダメージレースで負ける可能性が高い。
ここでちょうど50戦。
ストーリー的にも区切りがいいので、ここで記事を改めよう。
【カスタムロボ】
#1 7/27(シナリオモード)
#2 8/03(フリーバトル)
【カスタムロボV2】
#1 8/15(旅立ち編・前半)
#2 8/23(旅立ち編・後半)
#3 8/29(激闘編・1~4)
#4 9/07(激闘編・5~8)
#5 9/12(激闘編・9~11)
#6 9/19(激闘編・12~14)
#7 9/28(激闘編・15~17)
#8 10/04(激闘編・18~20)
#9 10/11(激闘編・21~24)
#10 10/17(激闘編・25~26)
#11 10/26(激闘編・27~29)
#12 11/21(激闘編・30~31)
#13 12/06(激闘編・32)
#14 12/13(ブロンズ・タワー)
#15 12/19(シルバー・タワー)
#16 1/11(ゴールド・タワー)
#17 1/23(100人組み手・第1セット)
#18 1/30(100人組み手・第2セット)
#19 2/06(100人組み手・第3セット)
First updated 2023.08.19 09:01:59