9月、野球のシーズンは終盤だ。
勝敗表とニュースを見ながら、思ったことを書き連ねる。
まずは日本から。トップの勝敗表は現地9/14時点で、スポーツナビから引用。
https://baseball.yahoo.co.jp/npb/standings/
この日、
阪神が優勝を確定させた。
ニュースだけでも、強さが存分に伝わってくる。
先行逃げ切りの勢いを交流戦の不調で止められ、中盤にDeNAと広島に一度ずつ首位交代を許したがいずれもすぐ奪回し
ここぞという時にDeNAに、巨人に、そして広島に3タテを決めて後半戦を危なげなく乗り切った。
まさか2023年の今でも道頓堀に飛び込むファンが出るのか?
……と思っていたら、本当に飛び込む人がいたようだ。報道によると20人ほど。
だがセのCS争いはまだ終わらない。
ヤクルト・中日戦を多く残す広島は、数字上よりもさらに有利だろう。
3枠目がDeNAか巨人か、最終盤までわからない争いになりそうだ。
まだ気が早いが監督人事を予想するなら、阪神と広島はほぼ交代の可能性ゼロ、DeNAも多分続投。
巨人は結構な確率で交代すると考えている。
ヤクルトは昨季まで2連覇したので、1年コケたくらいで解任とは見ていない。
やはり、最も交代の可能性が高いのは中日か……と思ったが続投らしい。
パはオリックスの3連覇が見えてきた。前2年(それぞれ2.5差、0差)とは異なる大差で。
この様子なら、CSも順当な勝ち上がりになりそうだ。
阪神vsオリックスの日本シリーズが実現すれば、現地の盛り上がりは相当なものだろう。
どんな熱気になるのか興味がある。
パでの応援チームは、地元なのでハムなんだが……昨年に続き、ここまで最下位。
やはり中盤での13連敗が重い。
だが残り16試合で3差なら、あきらめるには早い。最下位脱出できるか?
3位にいるソフトバンクだが、監督人事の面では意外に危ないと見る。
今や巨人をしのぐほどの常勝軍団となったのだ、3年連続V逸は許されないだろう。
他は楽天が交代の可能性あり。西武は1年目なので無い。ハムは続投の方が可能性大か。
せっかく野球話で1記事書くのだから、メジャーも見てみよう。
こちらはア・リーグのみ、現地9/13現在の勝敗表だ。
ロイヤルズとアスレチックスが100敗、しかし
ロイヤルズが先に到達したのはちょっと予想外だった。
両軍とも、なんとか勝率3割には乗せた。それでもドアマットの域を出ないが。
この不名誉な称号を返上するには.350は欲しい。
中地区の1位ツインズは、貯金6。
どうやら負け越しで地区優勝は無さそうだ。あるかもと思っていたけれど。
そして相変わらずハイレベルな東地区。最下位レッドソックスすらも貯金を持っている。
バスケと同じく、野球でも
トロントがいる地区は激戦区だ。
開幕13連勝したレイズを、後半になってオリオールズが追い抜いた。
MLBのプレーオフは、地区優勝以外で上位3チームにプレーオフの出場権が与えられる。
トロントのホームチームであるブルージェイズは、この枠を西地区の上位陣と争っているところだ。
アストロズ、マリナーズ、レンジャーズのうち、地区優勝を除く2チームがワイルドカード争いに加わる。
レイズはほぼ当確、残り2枠を3チームで取り合う。
けれど、この状況だとワイルドカードの2番手より
3番手の方が当たりくじだろう。
MLBでは、地区優勝チームが1~3番シードに、ワイルドカードが4~6番シードに、それぞれ勝率順に入る。
3番の戦績が4番を下回ることもあるが、それでも地区優勝が優先される。
そして1回戦は4番と5番、3番と6番の対戦カードとなる。
1番と2番は1回戦は免除され、それぞれ前者と後者の勝った方と2回戦で当たる。
つまり、このままツインズが来るにしろ逆転するにしろ、明らかに勝率の低い中地区優勝は3番に入る可能性が高く
その3番と当たれる6番が当たりってわけだ。
しかも2回戦も相手は2番なので、1番と当たる4,5番より(数字上は)不利要素が薄い。
というわけで可能なら6番シードを取りたいが、狙いすぎてワイルドカード4位に落ちたら本末転倒。
狙う余裕は無さそうだ。