23連休の3日目、今日は東京に滞在する。
昨日の続き、今夜も友達と会う予定を入れた。それまではフリーなので、出かけよう。


行く前に、早起きしてNBA観戦。
休暇中は観る時間は基本的に無いが、今日の試合だけは観たかったので強引に早起きした。
日本時間で5:30（東海岸で15:30）開始だが、起きたのは6時過ぎ。後半から観る。

この日のラプターズは、サンアントニオに来ている。
今年スパーズに加わったのは、身長224cmの超新星ビクター・ウェンバンヤマ。ドラフト前から注目されてきた逸材だ。
この年の1位指名権がスパーズの手に渡ったのは、運命すら感じさせる。

ハーフタイムで途中経過を見ると、35-54。目も当てられない19点のビハインドorz
早起きする意味があったと思える後半になってくれることを願う。


3Qを終えても71-86の15点差だったが、終盤になってラプターズが追い上げる。
残り37.9秒で108-108、最大22点ビハインドから追いついた。
一気に決めることはできなかったが、延長の末123-116で勝利。
前半終えて19点ビハインド、3Qを終えても15点差、ここから勝てるとは思わなかった。

次はドンチッチのいるマーベリックス、その次は強豪セルティックス、
まだまだ手強い相手が続く、ラプターズの2023-24シーズン序盤だ。


さて、旅行モードに切り替えよう。

出発は予定より遅い10:35。
宿を出たら、地下鉄に乗って出発だ。
リュックを前に掛ける人がいたり（防犯目的で）、地下鉄に乗ったらNBAニュース（サンズの試合結果）が目に入ったり
地下鉄での移動ひとつとっても、書きたいことができる。

で、最初の行き先は渋谷。



せっかく来たことだし、有名なスクランブル交差点を見てみる。


そして、ハチ公を見に行った。
いくらなんでも話題として遅すぎるとも思ったが、
今日も写真を撮りたい人の行列ができていた。
どうやら今でも、渋谷駅にこの犬ありと愛され続けているようだ。

ちょうど今月、ハチ公は生誕100周年を迎える。
実在のハチ公が生まれたのは1923年11月らしい。


さて、渋谷駅に来た目的は……この写真の右下にある店だ。
エスカレーターで降りながらカメラに収めた。



蒙古タンメン中本。辛くてうまいことで有名な、関東に拠点を置くラーメン屋だ。
辛党で鳴らすBlackは、東京に来たらほぼ毎回足を運ぶ。

この渋谷店は、一度来たことがある。
学生最終年、就活で東京に来た時だ。2012/6/07か。

でもって、今日も客いっぱいだった。
北極大盛り、冷やし味噌の辛さ5倍などのオーダーが飛び交う。
こうした辛さ高レベルのメニューが次々に注文されるのを見ると
この中本がたくさんの常連客に支えられていることを実感できる。

辛さといえば、渋谷店では辛さ抑えめもオーダー可能らしい。




今回のオーダーは、特製樺太丼。
麻婆豆腐丼の一種だが、中本だけあってやはり辛い。
しかも樺太丼の麻婆は蒙古タンメンに乗せる物よりも辛く、仕込みではない都度調理なので味わいも毎回微妙に変わる。
"特製"のついた樺太丼は、通常版には無かった肉が入る。
今では特製の方が主流のようだ。

ライスの量は400gを上限に指定できる。
8年前に食べた時、300gでわずかに完食できなかったのを思い出して今回は200gに。
ちょっと少なかった気もしたが、結果は……ある意味正解、ある意味不正解だった。

200gでちょうど満腹になったという点においては、この量で正解だった。
が、強烈な辛味によってライスを食べるペースが速まり
ライスと麻婆の量のバランスが取れなかった。

しかし、5杯も水を飲まなければもう少しは食べられた。
そう考えると、多少ライス多めが正解だっただろう。
300gでは多い。250gが可能ならば、それがベストか。


書くまでもなく、強烈な辛味を存分に味わった。
激しく辛いはずなのに、なぜか食べる手が止まらない。
これが中本である。とてつもない辛さの奥に、他では味わえないおいしさがある。

8年ぶりに食べた特製樺太丼は超辛くておいしかったが、次に来る時はラーメンを食べよう。
どれをオーダーするか、今から検討したくなる。それくらい楽しみだ。

ちなみに、前述の2012/6/07の日記を読み返すと
その時は冷やし味噌ラーメンを食べていた。
中本の通常メニューで最も辛いと有名な一品だ。
しかし食べられないほどではない、それどころか「うまい」と感じる……と当時のBlackは日記に書いていた。


腹ごなしに渋谷を少し歩いてから、次の目的地は国会図書館。
日本で出版された本や雑誌がほぼ全部読めるという、ある意味東京で一番楽しいスポットだ。
しかも金がかからないのがいい（交通費以外は）。
読みたい本を読みまくったら、時間がいくらあっても足りない。

今回の目当ては、バスケ雑誌の月刊Dunk Shoot。
2020年以降のNBAプレーオフとファイナルの記事が掲載された号を中心に、10冊ほど読んだ。
（ラプターズ優勝の2019年については購入している）
読むと思いのほか時間がかかり、それだけで4時間近くかかった。

もうひとつ読みたい本があったが、結局そちらには手が回らず。
2007年にスターオーシャン1が発売された時の、声優インタビューをもう一度読みたかった。
が、掲載された雑誌をミスして見つからず。

これに関しては複写も考えたが、カラーで1枚100円以上とかなり高い。
もし購入できるのなら、その方がいい場合も多い。
当該雑誌はAmazonでは在庫が見つからなかったが。
次に東京を訪れる際まで見つけられなければ、その時は図書館に来て複写を申し込む他にないだろう。


国会図書館を出たら、寄り道せずに東京駅へ。
もしここで時間があれば、スカイツリー（まだ行っていない）などオプションで追加する行き先候補がいくつかあった。
が、結局のところ読書だけで時間を使い切った。
今回の2泊3日の東京で、食費と交通費と宿代以外は金を使っていない。

今夜会うのは、大学時代の友人2人。こちらも14～16年来の付き合いになる。
前回会ったのは2019年の休暇で(⇒2019/11/10)。


行き先はフランツクラブ。ドイツ料理とビールを揃えるレストランだ。
旅の話をするなら、ヨーロッパ料理があれば話が盛り上がるだろう。
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13038502/





ドイツから輸入したビールを置いている。
この日はホフブロイを5種類。ミュンヘンに直営レストランを持つ、ドイツの有名ブルワリーだ。
先月オクトーバーフェストがあったので、祭りに向けて作られた期間限定ビールもあったが
これは現地を訪れた時の楽しみに取っておき、今回はミュンヘナーヴァイスを。

この店では、ミュンヘンと同じ1000mlでオーダーもできる。
1杯3500円という高さではあるが。

食べ物は、まずソーセージ盛り合わせを。
カリーヴルストや白ソーセージなど、おいしいだけではなく種類も豊富だ。
他にはサーモンフライ、フラムクーヘン（薄焼きピザ）、ムール貝をオーダーした。

店前にはアイスバインのサンプルもあったが、予想以上に大きかった。
3人か4人で分けてちょうどいいくらいだろう。


4年も会っていなかったので、話題は尽きない。
子供のいる生活ってどういうものか、聞きたい話題のひとつだった。

今回学んだことのひとつは、子供がゲームをやるのであればゲーム話も手札として機能する。
マリオメーカーやマインクラフトなどが話題に出た。
3人共通で思い出があるのは、ちょうど今月リメイク版が発売されるスーパーマリオRPG。
僕はカントリーロードの崖登りにハマり、9秒台までタイムを突き詰めた。

その一方、子供連れだと旅行するにも1人身とは異なる視点で考えることが必要になる。
自力では気づけないこともいくつか聞けた。


もちろん大学時代の思い出も話した。
思えば大学院を修了して10年、連絡のつくクラスメイトも多くはない。
研究科の方も、いろいろ変わっただろう。

ゲーム話に戻るが、僕にとってPS3を買った時の思い出は大学に結び付く。
学部4年の時、僕はこう言った。

「この院試に合格したら、PS3を買う」

……と言ったら、死亡フラグって言われたんですがorz
ええ、フラグを折って合格しましたよ。でもってPS3を買いました（最初のソフトはFF13）。


一瞬で過ぎる2時間だった。
あとは宿に帰るのみ。翌日に備え、2か所ほどコンビニに立ち寄った。
21:58に本日の行程を終了。

最後にもうひとつ付け加えるなら、この日の東京はやけに暑い日だった。
11月に25℃は、いくら東京でもあり得ないだろうorz
夏服を1セットだけ持ってくればよかったか？