1日で2本のスポーツ観戦を入れた日曜日。
まず、朝9時から女子バスケを。
今年のパリオリンピックの出場権を賭けたリーグ戦で、
日本と
カナダが当たる。
このカードでなければ観なかっただろう。
英語実況、かつカナダ側重点での中継だった。
日本側から観るのにも興味がある。
文章化するのは難しいが、NBAとはまた異なる気分で観る試合だった。
結果は
86-82で日本が勝利、出場権を確定させた。
リバウンドで23-45という数字の通り、ゴール下に入られるとほぼ決められる(7連続でシュートされたこともあった)。
しかしFTとターンオーバーで優位を取れた。
終盤でカナダがミスを多発したのにも助けられただろう。
夜は
スーパーボウルを観る。アメフトの頂上決戦だ。
NFLどころか、アメリカ最大のスポーツイベントですらある。
これが行われる日は、NBAは昼間にしか試合が組まれない。
今回の対戦カードは、カンザスシティ・チーフスvsサンフランシスコ・フォーティナイナーズ。
チーフスは連覇を狙い、この大舞台に挑む。
序盤はミスやファウルが多く、互いに得点できないまま1Qを終えたが
攻撃時間の長い49ersが次第に流れをつかむ。
先制点は
55ヤードのフィールドゴールだった。
スーパーボウルでは最高記録だったが、この試合中に
57ヤードで再び更新される。
攻撃失敗と思われたパントのボールが相手に当たって攻撃を続行したり、
追加点のFGをブロックされ、逃した1点が結果として勝敗を分けたなど
今回は特に
「紙一重」に満ちた一戦だった。
10-6で迎えた4Qは、一転して点の取り合いに。
最後の攻防、49ersは53ヤードのFGで19-16とリード。あと2分を守り切れば勝利だ。
しかし、チーフスは29ヤードまで詰めてFG。
残り3秒で追いついた。
スーパーボウル史上、2度目の
延長戦に入る。
互いに1ターンを終えるまでは試合を続け、その上で点差がついた時点で決着となる。
先攻の49ersはFGを決める。
チーフスは次の攻撃で無得点なら負け、タッチダウンなら勝ち、FGは試合続行というわけだ。
このラストターン、チーフスは何度も追い込まれながらもボールを進めていく。
いつもと違って攻撃失敗した時点で負けになるので、4thダウンでもパントせずに攻め続けるしかない。
そして
チーフスはタッチダウンを決め、
25-22で勝利。
最近5年間で3度目の優勝となった。
どちらも接戦だったが、特にスーパーボウルの方は歴史に残るだろう名勝負だった。
本当にリアルタイムで観戦できてよかった。