学生稼業を終えてから、11年が過ぎようとしている今日この頃
ようやくキャリアの方向性、ひいてはビジネスの世界でやりたいことが見つかった気がする。
数年前からずっと考えているのは、これだ。
「出ていく人を増やすことで日本を変える」
できれば永住権持ちを増やしたいが、そうでなくても留学やワーホリなど
ある程度の期間を海外で生活した経験を持つ人を増やす。
多く集まれば、日本を変える力になると願う。
そのために、できることをやりたい。
今もって問題ばかりの日本を変えるために、僕にできることがあるとすればこれしかない。
そしてビジネスの世界でやりたいことがあるなら、他には思いつかない。
だが、もっと具体性を持って考えたくなった。
次の職業まではWeb系を継続したいが、将来的には留学業界に行くのも大いにありだろう。
「カナダで長年生活した経験のあるWebエンジニア」という触れ込みなら、どこかに需要は無いものか……と考えている。
永住権は簡単には手に入らない。僕に与えられた権利でありチャンスだ。
ならば、これを活かしていくのは方針として十分に考えられる。
だが、今すぐでは看板倒れになりそうだ。
少なくとも、もう1社経験したい。
問題は、これは次の転職の動機としては使えない。
ただでさえ前途多難な転職が、さらに難しくなった気しかしないorz
まあそれ以上に、出ていくこと自体が難しくなってきているのだけど。
永住権どころか、留学さえハードルが上昇傾向になる。
おかげで留学業界そのものが縮小……という可能性が十分考えられる。それが悩みだ。
プログラマを続けていくのにも、ひとつ問題がある。
仕事としては好きだが、それは仕事の範囲内を出ない。
そう、プログラマの仕事自体は好きだ。
だがそれは技術が好きというよりも、技術という裏付けがあれば上司にも物申せる可能性があるという点と
人相手のビジネスとは違って、プログラミングは嘘も建前もないという点が好き……と言う方がより正確だ。
プログラミングはいいぞ、曖昧なことなんかなく書いた通りに動いてくれる。
僕が変な書き方をしていれば、忖度なんかせず指摘してくれる。
そこに嘘も建前もない。最高ではないか。
だが、仕事外の時間も投資するほどプログラミングにハマれるかというと……自信が無い。
それができる連中と張り合ったら、勝てる気がしない。
こんな状態で、果たして次の転職ができるのか……が大きな悩みのひとつだ。
ここで冒頭に書いた目標に戻ると、最初に社会のための目的があるのではなく
自分がやりたいことの先に公的な目的がある――という形が理想だ。
理想というよりも、僕の場合はこういう形でしか社会に、特にビジネスの世界に関わることができないことがわかった。
もちろん、家族や友達のためにできることをしたいとは思う。
が、漠然とした社会や国家のためにという話には正直言って興味が持てない。
昔からアンチ体育会系やっているのも、おそらく関係ありだろう。
目標が見つかったはいいが、それはそれでまた前途多難な見通しに変わりはない。
さて、どうしたものか?
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.04.01 11:55:16
コメント(0)
|
コメントを書く