先日書いた通り、旅人になって
9年が過ぎた。
毎年この季節になると、これまでの旅を振り返る日記を書いているのだが
今年は、
旅をして得たものを13個挙げてみよう。
1記事に収めるには長いので、2記事に分ける。今日は前半7つを扱う。
|・w)っ[1.ヨーロッパ一周旅行]
まずは
70日間ヨーロッパ一周から入ろう。
いつかはヨーロッパ旅行がしたいと思っていたが、こんな大旅行ができるとは思っていなかった。
どこへ行くか、何を食べるか、自分で考え実行し、そして楽しむ、それを毎日積み重ねる。
1日ごとに楽しみたくさん、それが70日だ。
もう最高という言葉でも表せない。
旅行記に掲載した写真だけで277枚もあるが、象徴として選ぶならこの1枚だ。
各地で買ったキーホルダーを並べた。
12時方向がロンドン。そこから時計周りに、
ケンブリッジ、ダブリン、ロヴァニエミ、ベルリン、ハイデルベルク、ミュンヘン、
ベルン、ヴェネツィア、ローマ、パリ、オルレアン、そしてまたロンドンという並び順だ。
だが、完璧ではない。いくつかやり残したことがある。
忘れ物を回収するために、もう一度あのような旅行がしたい。
|・w)っ[2.海外に住んだ経験]
Blackにとってはすでに日常ではあるが、まさしく旅をして得たもののひとつだ。
誰にでも得られるものではない、この経験に感謝して
これを2つ目に挙げよう。
街並みも、建ち並ぶ店も、行き交う人々も日本とは大きく異なる。
このトロントに、
住みたいと思った街に8年も住むことができたのは
旅人になったからこそだと言って間違いない。
|・w)っ[3.ゆるい仕事環境]
以前から考えていた。金持ちより
時間持ちになりたいと。
毎日夜遅くまで仕事する動機など、以前のBlackは持っていなかった。いや今もか。
その点、カナダに来て理想に近い仕事環境を手に入れた。
残業時間は月10h以上になる方が珍しい、休日出勤は7年半で一度のみ。
空いた時間はゲームや執筆に回せる他、夏ならあちこち出歩ける。
日本にいた頃を思うと、僕がいた部署ではないが「目標稼働時間」なんてものが設定されていた。
月20h「以上」残業するって意味で。端的に言うと狂っている。
が、これでもまだ別の会社を見渡せば、下には下があっただろう。
就職さえできれば、こうしたハズレを労せず回避できる。
これもまた、旅人になって得たもののひとつだ。
……けれど、
ゆるい環境に慣れ過ぎたとも思う今日この頃。そろそろ動きたくなってきた。
|・w)っ[4.英語力]
カナダで生活するのなら、英語ができなければ始まらない。
行く前に、フィリピン英語合宿で本格的に鍛えてきた。
永住権を申請した2018年、IELTSで全科目6.0以上(平均は6.5)を取得した。
仕事して住むには、正直まだ足りてない。最低限にしかならないだろう。
が、この英語力が僕に、前述した70日間ヨーロッパ一周という思い出や
トロントに8年間住むという経験をくれた。
さらには英語で読んだ数多くの本、それに
英語でゲームをやるという経験も、楽しみのひとつになった。
これもまた、突き詰める余地があるだろう。
|・w)っ[5.友人]
最近は人と会う機会を意図的に増やしているところだ。
海外に住んだ経験と同じく、そこで会った友人もまた旅人になったからこそ会うことができた。
日本人同士でも
「カナダに来ている、来る理由がある」というのは大きな共通点と言える。
|・w)っ[6."勉強こそ友達作りの手段"という気づき]
これはフィリピン英語合宿で知ったことなんだが……
勉強して結果出せばそれでAllOKという学校でこそ、友達を作りやすい。
少なくとも、学校という場においてはそうだ。
大学までの学生生活を思い返しても、勉強よりも有効な友達作りのツールは存在しない。
この気づきを仕事というフィールドでも生かせればと思うのだが、果たして。
|・w)っ[7.貯金]
カナダで働いた場合の給料の高さについて、詳しい説明はいらないだろう。
日本では派遣同然の就職しかできなかった僕でも、こっちなら悪くない給料を得られる。
生活費も高いが、貯金ができるならOKだ。
目に見えて手元に残る額が増えた上に、日本円換算ならこの8年で給料も
2倍に増えた。
さらに、こちらで
投資を始めた。
ここで得た知識と経験は、将来にも役立つだろう。
まずはこれで7つだ。
前述の通り、続きは記事を改めて書く。近日中に投入しよう。