海んちゅから雪んちゅへ

突然ですが、私は、母から「お天道様がみてるんだから悪いことをしちゃだめだよ」と言われたことがない。私の母は、元来キリスト教に熱心で「神様がみてるから」とはしょっちゅう言われたんですが、お天道様は時代劇で聞いたことがあるぐらいでした。

しかし、ここ雪国へ来てからは少し年配の方達の口から普通に｢太陽」のことを「お天道様」｢お天道様」と聞かれます。最初は「ありがたい存在なんだろうなー。」となんとなーく思っていました。

ところが！始めての冬が来て、吹雪を経験し、先日お伝えしたような雪国での仰天体験や不思議体験を経験していくうち、たまにお天道様が現れると、開かなかった窓が開いたり、除雪機が動き出したり、山のように積もった雪が１ｍも沈んだり、何よりもその日差しを浴びていると、

有り難い。お天道様ありがとう！

って気持ちに自然となるんです。なるほど。だから「お天道様」なのか。と納得したのでした。
これは、私の場合、奄美では感じ得なかった気持ちで、雪国に来てよかったなあ、と始めて思った瞬間でした・・・。

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