海んちゅから雪んちゅへ

近頃、田んぼから蛙の声が聞こえるようになりました。夕方暖かく、雨が降っているような日はひときわ「ゲーロゲロ・ゲーロゲロ」うるさいほど鳴いてます。

今朝カミさんが洗濯物を干しに行ったときのこと。

カミさん：ちょっとこっち来て早く

私：どうした

カミさん：いいから来てってば

行ってみると、カミさんが指差す先に７，８ｃｍぐらいの蛙が、物干し竿を掛ける台にひっ付いてる。

カミさん：取って

と一言。

“ゲロゲーロ”　―食事中の方、蛙の嫌いな方、悪しからず―

おーデカイこれは・・・モリアオガエル（森青蛙）だ

英名はforest green treefrog 、学名はRhacophorus arboreus。生息地は日本各地で、各地方自治体により天然記念物に指定されているめずらしい蛙です。その名の通り、普段は森の中に生息し、その一生をほぼ樹上で過ごすようです。

田植えが終わるころにいつも出てきてはお相手を捜して鳴いてます。梅雨に入るころに産卵に入るためです。田んぼのあぜ道の側面に卵を産み付けて、出てきたおたまじゃくしはそのまま田んぼの中へ落ちていく。

よく出来てるでしょう？

早速、裏の田んぼの中へ戻してあげましたが、まさか朝からこんな珍客が現れるとは・・・。もうすぐ梅雨が訪れるということなんでしょうかねー。

　←ゲロゲーロ。