父は、私がもっとも尊敬する人です。御歳84歳、今は母の介護をする傍ら、家事全般をこなしています。
私が小学生の頃、父が実家の屋上に畑をつくると言いだし、その土を何日もかけて滑車とバケツで屋上へ運びました。
その時は、私も父と二人で必死でロープを引っ張ったのを覚えています。何度も何度も・・・。
久しぶりに帰るといつも、私は真っ先にこの屋上に上がります。私と同じ「猫の額ほど」でしょうが、そこにはサツマイモが植えてありました。さらにその横には収穫の済んだ茄子・ピーマン・トマト・ゴーヤー・・・・。
まだまだ、かなわないなー。
御歳84歳、その背中は少々小さくなりましたが、父はやはり私がもっとも尊敬する人です。