海んちゅから雪んちゅへ

家周りの仕事をしていると、最近娘は私の近くでオオバコ収集をしています。そして仕事がひと段落すると、集めたオオバコで勝負をします。懐かしく思われる方もいますかねー。

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オオバコは「大葉子」と書いて、その名の通り大きな葉を広げているのですぐにわかります。夏から秋にかけて花茎を伸ばし、その先に実をつけます。

種子は踏まれると粘液を出して履き物などに付き、運ばれるそうです。薬草としても知られ、種子を煎じて飲むと咳止め、下痢止めの効果もあるとのこと。

娘が集めているのはこの花茎で、長いものは５０ｃｍくらいにもなります。これを根元から切って集めているんです。

お互いに一本づつ採ってそれをからませ、いざ、勝負

せ～のっの合図で

ギコギコ・・・・・プチッ。切れた方の負け～。

そのうち、「オオバ・コっ、オオバ・コっ」と掛け声が始まり・・・だんだん私ものってきました（オイオイ）。いつもこうやって仕事が遅れていきます。気づくと～時。

私が仕事に戻ると、今度はアメリカ栴檀草（通称：馬鹿って呼んでましたが・・・）をちぎってきて私のズボンにくっつけ始める娘。仕事を中断して今度は馬鹿のくっ付けあいが始まる（オイオイ）。

完全に娘のペース・・・。

この野草はキク科センダングサ属で、この頭の部分が衣類によくくっ付きます。冬枯れの野原に踏み込むと、先端に２ヶトゲのある黒い扁平な種がズボンや靴下にやたらつく。あれもこの栴檀草なんだそうです。

こんな感じ（これは娘のパジャマズボン）。

こうして、その日もゆったりと時間が流れていくのです・・・ゆったりと流れちゃダメなんですけどねー。大丈夫。時間が無くなったら、早朝娘が起きるまでに仕事をすれば良いのです