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カテゴリ:子供たち
先日、久しぶりに娘と二人で、近くの観音様の公園に行ってきたときのこと。北風が強く、とても寒い日でした。滑り台で遊ぼうとしたときに、娘が何やらしゃがみこんで、ジ~ッと見ています。 どうしたんと私が言うと、トンボさんがほらと娘。滑り台の途中に弱々しくとまっているトンボは二人が近づいても逃げようとしませんでした。 よ~く見ると・・左後ろの羽根が途中で切れています。 娘が手にとって、「ほらこのトンボすぐ捕まっちゃうよ」と。私は娘に、もうすぐ冬が来ること、このトンボが怪我をしていること、そして弱ってもうすぐ死んでしまうんだってことを順に話しました。 すると、娘はトンボをとまっていた元の場所へ戻してあげました。トンボは頭を少し動かしたかと思うと、またジッとしていました。その後も娘は遊具で遊びながら、トンボがまだその場所にとまっている事を何度も確認していました。 私は、それが虫であれ、「死」ということに触れて娘が何かを感じている様子を見て、思わず「がんばれよ~」って思いました・・・。
来年の春、雪解けのころに、再びこの公園に遊びに来ることを約束して、私と娘は公園を後にしたのでした―。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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