カテゴリ:カテゴリ未分類
お盆前後になると怪談の映画が上映されたり、テレビで心霊写真特集が放映されたりします。今年はオリンピックが放映されているせいか、あまり話題にもなっていないようですが、昨日は「心霊写真」の番組を放映していました。幽霊の存在については、心理学の面から・民俗学との関連から・宗教面から、或いは科学的に総合的に解明しようとする立場など色々あるようです。私は「物事には必ず科学的な根拠がある」との考え方で基本的に霊の存在を認めませんが、不思議な現象には何度も遭遇しています。
(以下の記事は昨年の夏に私がブログに書いたもので、編集再掲したものです。怖い話は苦手という方は読まないで下さいね。) 20年以上も前の話ですが、寝ていると息苦しくなり目を開けると二つの黒い影が覆いかぶさったような感覚にとらわれました。そうするとかけ布団がゆっくりと持ち上がり1メートル以上も浮上しました。となりの部屋で寝ている妻に声をかけようと思っても声もでず体もまったく動かすこともできず、全身が汗だらけになったという経験があります。 後で考えると幻覚だったのか夢だったのか或いは現実だったのか良く分かりません。妻がこの話を近所の人に話したところ恐ろしい事実があったことが分かりました。住んでいたマンションは火災の後で建て直されたもので、火災の原因は若い男女の無理心中によるものだったそうです。私の住んでいる部屋はちょうど無理心中があった場所に位置しているとの事でした。 もう一つの話も結構古い話なんですが、会議で栗山町という小さな町の旅館に泊まった時の話です。いつ建てたのか分からないほど古びた旅館で昔風の建物になっています。参加人員は50人ほどで全員が大広間に寝ることになり、そこで宴会が開かれました。 ほどほどに酔った頃、誰が言い出したのか分かりませんが大広間からそれほど遠くない位置に小さな部屋があり「開かずの間」だというのです。失恋した若い女性が首を吊って死んだ以降「開かずの間」として使用されていないとのことでした。皆でその部屋を見に行こうという話になり、私は特に興味も無いので行かないと言ったんですが、無理に部屋の前まで連れて行かれました。誰かが戸を開けたら開いたので「開かずの間」ではないとの事で大笑いになりましたが、中は暗くてよく見えません。 誰かが私をその部屋の中に突き飛ばし、外から戸を押さえて出られないようにしました。部屋を見渡しても照明も無く、窓も何かで塞いでいるのか外からの光も全く入らない状態になっていました。目を凝らしても何も見えないんですが、その時私の体の中を何かが通り過ぎる感じがしてゾーッとしました。 部屋を出た後、皆から感想を聞かれたんですが「暗くて何も見えなかった、何も起こらなかった」と答えておきました。 その後、何事も無く宴会が続いていたんですが、トイレ(男女共用)に行った連中が「トイレの中で女の人が泣いているけれど声をかけても返事をしない」ということで、私も一緒に行くことになりました。確かに女の人が泣いている声が聞こえて、話しかけても反応がありません。何かあったら困るということで「中に入りますよ」と一声かけて戸を開けたんですが、泣き声は止み人影も無く誰もいません。幽霊だということになって大騒ぎになりました。 その深夜、私の枕元にあった衝立(ついたて)が上下に激しく震動して、そんな状態が暫く続きました。皆は開かずの間で悪戯をしたことによる霊のたたりではないかと言い出し恐怖のどん底に突き落とされることとなったんです。皆さんも、このような恐怖を体験したことがありますか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|