テーマ:今日の健康状態は?(10612)
カテゴリ:健康
健康を考える・・・[ホメオパシー] ブログ村キーワード
昨日の胃の静脈瘤の関連検査では、肝硬変は無いとのことでした。今年の3月に胆嚢摘出手術をしましたが、その事前検査では静脈瘤はありませんでした。短期間に静脈瘤ができることは通常はありえず、あり得るとしたら肝硬変または他の病気が原因とのことです。原因を究明するため更に検査が必要となっています。 昨日の朝日新聞のトップ記事は「ホメオパシー効果否定」ですが、今日はテレビで関連の報道をしていました。これは日本学術会議会長が「医療従事者が治療で使わないように」との談話を発表したことから話題となりました。 今日もまたまた「ココ壱番屋」でカレー。カレーは健康食とはいえ毎日続くのも問題かな?今日のカレーは「シーフードカレー+ほうれん草」でした。 ホメオパシー問題解説 ホメオパシーはヨーロッパでは200年の歴史を持つ治療法と言われています。日本では民間療法として区分され、服用するものは食品の扱いとなっているようです。 ホメオパシーの治療法は「レメディー」と呼ばれる、物質の情報を持った水を染み込ませた砂糖玉を飲む方法。レメディーは植物・鉱物・昆虫・動物・病変組織などから取り出した成分を水で希釈させたものを砂糖玉に染み込ませたもの。どのレメディーをどのような患者に与えるかを決める人をホメオパスと呼んでいます。 レメディーにはインポンデラビリアという範囲もあり、太陽光・月光・雷・火などの自然現象です。レメディーを広範囲で考えると4000種類はあるとも言われています。 ホメオパシーが確立されたのはドイツと言われていて、その治療には公的保険が適用されていました。その後、問題有りとして公的保険適用から除外されました。イギリスでは現在でも公的保険が適用されるようになっています。アメリカでは公的保険は適用されないものの、その分野の産業は巨大なものとなっていて法的規制は事実上困難とされています。インドや中南米では貧困から通常の医療を受けれない人が多く、病気の治療はホメオパシー治療が主体になっているそうです。 問題の発端は今年の5月に山口県で発生した事件にあります。新生児に与えられるべきビタミンK2を助産師が与えず、ビタミンKの変わりとなるレメディーを与えたが死亡したという事件です。助産師は医師に内緒でこれを行い、記録には「ビタミンK2を与えた」と記録したとのことです。 過去においてもホメオパシー治療を行い、通常の医療を拒否したことから死亡したり病状を悪化させた事例があるとのことです。日本の医療現場においても、通常の医療と併用してホメオパシー治療を行う医師もいるとのことです。こうした現状に警鐘を鳴らす意味で行われたのが日本学術会議会長談話の発表だったと思います。 ホメオパシー治療で病気が治ったと主張する人も多く、ホメオパシー関連諸団体も日本学術会議会長談話に「調査もしない上での批判は非科学的」「世界的に認められた治療法である」などとして反発を強めています。まだまだ混迷しそうですが、どうなるんでしょう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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