テーマ:今日は何の記念日?(693)
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1945年(昭和20年)8月9日11時2分、アメリカ軍のB29爆撃機「ボックスカー」が長崎市上空で原子爆弾「ファットマン」を投下。長崎市民24万人のうち約15万人が死没されたとされている。毎年この日、長崎市では原爆犠牲者慰霊平和祈念式が行われる。
長崎の原爆 戦争が終了して時間が経過するとともに、今までタブーとされていたことが当然のごとく議論されるようになってきている。「アメリカに守られる」のではなく「日本は自分で自分の国を守る力をつけなければならない、そのためには核武装の議論も避けて通れない」というものである。
集団的自衛権についても政治課題として注目を浴びている。「日本が他国から攻撃を受けなくとも、同盟国が他国から攻撃を受けた場合、日本は参戦する権利がある」というものである。戦争が終わってから長い間、保守政権でさえ「集団的自衛権は憲法違反である」としてきたが今は全く様変わりしたようである。
某知事が「日本はいつも他人頼みなんだ。でも、アメリカは自分で切り拓こうとする。そこが根本的に違うんだね。日本だってこれだけの国力があればやればいいんですよ。憲法でがんじがらめになってないで、憲法なんて破棄したらいい。あれはもう、絶対に変えられないような手続きになってるんだから、全部基本的に考え直すということで「破棄しましょう」という動議を出したらいい。それが、国会の51%の賛成と49%の反対なら通るんですよ。新しい憲法をつくったら自衛権だってきちんと定義できる。ぼくなんかが思うのは、日本は世界一の防衛国家になったらいい、と。そして世界一優秀な戦闘機をつくってどんどん外国に売ったらいいんだ」との発言が話題になったこともありました。こうしたことにきな臭さを感じるのは私だけでしょうか。
私は戦争体験者ではありません。でも父から語られた戦争体験があります。中国大陸での戦争の悲惨さやシベリアのハバロフスク収容所での強制労働の実態など何度となく話を聞きました。そうした悲惨な追体験を自分の子や多くの人々に語り継ぎ、そうした人たちが少しでも平和について考えてくれたら嬉しいと思っています。 グラジオラス posted by (C)ガリレオ二世 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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