カテゴリ:健康
長芋と鮭の味噌汁 posted by (C)ガリレオ二世 今日は早い時間に夕食兼晩酌、「長芋と鮭の味噌汁」「イカの煮付け」です。聡明な皆さんには「健康的なメニュー」だとお分かりいただけるかと思います。最近はブログでも晩酌を紹介する機会が減りました。実は以前ほど頻繁には晩酌をしていないんです。それでも最近はまた増えてきて、週に数回以上は晩酌をしています。 イカの煮付け posted by (C)ガリレオ二世 私は日本酒は健康に良いんですよとブログの中でも繰り返し紹介してきました。でも、以前よりは晩酌の回数も減り、そのせいか「日本酒健康法」は止めたんですかと聞かれることも多くなりました。私は健康法というのは色々あって「日本酒を飲むのもその一部」と考えています。健康法というのは一つの考え方に執着せず、多くの健康法をバランス良くさりげなく取り入れるのが好ましいと考えています。
日本酒の効用については色々紹介してきましたが、今日のテーマーは「日本酒と不眠症について」です。眠れない時には酒を飲むという方も多いようですが、以下に述べることは日本酒以外のアルコールについても同様です。不眠症で苦しんでいる方の中には酒を飲んだ上に更に睡眠導入剤を服用するという方もいますが、これは健康上問題があるだけではなく場合によっては危険ですから直ぐに止めて下さいね。 不眠症とお酒については日本のみならず諸外国でも様々な研究が行われてきました。その結果は「お酒は不眠症には効用がある」との結論です。でも、これには条件があります。秋田大学における研究では「お酒を日常的に飲んではいない健康な人の場合、少量或いは中等量のお酒を飲んだ時には入眠までの時間が短縮される」「深いノンレム睡眠が増加する」「レム睡眠は前半に減少し後半に増加する」としています。深酒をした場合は「レム睡眠が減り、夜間に覚醒が起きる」としています。
ただし、以上のことを1週間から2週間続けていると耐性ができて入眠は元のレベルに戻り、ノンレム睡眠の増加も現れなかったとのことです。睡眠のためにお酒の量を増やしていくと、眠りの質が悪くなり不眠症を治さないばかりか健康上の大きな問題も引き起こします。これらの研究から推察すると、毎日お酒を飲んでいる人が不眠症を治すためにお酒を飲むというのはありえない話になります。
「お酒を普段からあまり飲まない人が、少量のお酒を飲むと不眠症の改善に良い」が「長く続ければその効用は無くなる」というのが結論のようです。不眠症を改善する方法というのはたくさんありますから、お酒に頼らずに不眠症を改善する方法を見つけて下さいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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