カテゴリ:健康
骨粗鬆症学会によれば「女性は閉経後に骨密度が急速に低下し、65歳~69歳では3人に1人が骨粗鬆症の疑いがある」としています。骨粗鬆症を予防するにはカルシウムを十分に摂取すると同時に、カルシウムの吸収を促すビタミンD・ビタミンKなどの栄養素を摂る必要があるとしています。運動不足も骨密度を低下させる原因となるそうですが、ウォーキング・ジョギング・エアロビクスなど体重をかける運動が骨密度を増加させるとのことです。
カルシウムを多く含む食品 牛乳・乳製品・小魚・小松菜・大豆製品など ビタミンDを多く含む食品 鮭・ウナギ・さんま・カレイ・椎茸・キクラゲなど ビタミンKを多く含む食品 納豆・ホウレンソウ・小松菜・ニラ・キャベツなど
骨粗鬆症になった場合の病院での治療は「薬の服用」が中心になります。腸管からのカルシウムの吸収を促進して体内のカルシウム量を増やす「活性型ビタミンD3製剤」骨の形成を促進する「ビタミンK2製剤」骨の吸収を抑制する「女性ホルモン製剤エストロゲン」などが主な薬です。
農研機構による浜松市での4年間の調査では「みかんを毎日4個程度食べる人」は「食べない人」に比較すると骨粗鬆症の発症率が9分の1と低かったそうです。ただし、これらの効果は閉経前の女性や男性では全く認められなかったとのことです。 「みかん」を食べると「βークリプトキサンチンの血中濃度」が上がり骨密度が増加します。「βークリプトキサンチン」単独では効果が薄くビタミンCも同時に摂取して効果があるらしい。この両方を含む「みかん」が最適とのことらしいが、これからの時期は食べる機会も増えますね。年配の女性の方は頑張って「みかん」を食べましょう。
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最終更新日
2012年12月25日 18時57分15秒
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