カテゴリ:季節の花
今日の午後からは雨だというので、午前中は庭の手入れをしました。庭にカタクリの花が咲いていたので驚きました。昨年は気づきませんでしたので、おそらく今年初めて花を咲かせたのでは。種が飛んできて自然に生えたのかと思いますが定かではありません。カタクリは種を蒔いてから花を咲かせるまでは7年から8年を要するそうです。きっと長い間花を咲かせようと密かに頑張っていたんでしょうね。
「おいしく食べる山菜・野草」(世界文化社)によればカタクリの下ごしらえは「さっとゆでて水にさらす」とあります。食べ方としては「下ごしらえしたものをそのままおひたしや酢のものにする」とあります。 幼い頃は貧乏だったので山菜・野草は貴重な食料でした。実家のすぐ近くに山があってたくさんのカタクリが自生していました。それを採ってくるのは私の役目、母はこれをおひたしにして家族に食べさせていました。 せっかく庭に咲いてくれた花ですからこれは食べませんよ。調べてみましたらカタクリにも花言葉がありました。「初恋」「嫉妬」「寂しさに耐える」だそうです。長年かけて花を咲かせるのですから「寂しさに耐える」というのは分かる気がします。
「山野草大百科」(講談社)によればカタクリ栽培の難易度は「やや難しい」とあります。ネットでも色々調べましたが毎年花を咲かせるのは難しいらしい。来年も花を咲かせてくれたら嬉しいのですが。
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