カテゴリ:季節の花
我が家の花畑は、昨日の午後からようやくチューリップが次々と開花しました。昨年に比較するとほぼ2週間の遅れです。今年は寒さが続いて花の開花が大幅に遅れましたが、最近においても最高気温が15度前後。今日も午後から気温が下がり始め、今は寒くてストーブを使用しています。
チューリップはユリ科チューリップ属の植物で、和名は鬱金香(うこんこう、うっこんこう)です。新潟県・富山県の県花ですが、市町村などの花としているところも多くあります。チューリップといえばオランダが有名ですが原産地はトルコです。トルコからオランダに伝わりオランダが世界的生産地になったとのことです。日本で販売されている球根の多くはオランダから輸入されたものだそうです。 チューリップの花言葉のテーマーは「愛」ですが、花言葉自体は色によって異なります。赤は「愛の告白」白は「失われた愛」「失恋」黄色は「実らない恋」紫は「不滅の愛」桃色は「誠実な愛」まだら模様は「疑惑の愛」などとなっています。 チューリップが日本に伝来したのは明治時代後期と言われています。しかし日本ではなかなか普及しなかったそうです。大正時代に新潟市において球根栽培が行われるようになってから普及するようになったそうです。 花にはほんとうに癒されます。世の中の全ての人々が花を愛するなら「世の中から争いごとが消えるのでは」と思うことさえあります。緑や花が人の心に与える影響が大きいことは、皆さんも何となくは理解しているのではと思います。そうしたことを専門に研究している人たちもいて、緑や花が心身に与えるその影響は科学的にも解明されつつあります。
人類が地球上に現れてから最も大きな課題は「敵から身を守ること」でした。外敵から身を守るために木の陰に隠れたり大きな葉の後ろに身を隠したりしたのでしょうね。こうした人類の歴史が、「緑は安全」との意識を潜在的にもつようになり現代まで引き継がれていると考えられています。緑に囲まれていると安心感があり、ストレスが解消しリラックスできるのはこうした原点があったからかもしれませんね。
様々な色が人の心に影響を与えることは科学的な実験によっても証明されています。香りが人の心身に及ぼす影響が大きいことも科学的に証明されています。花は多くの色と香りをもっていますから人の心身に与える影響も大きいと言えるでしょう。花を育てたり側に置いて眺めたり香りを楽しむことは心身の健康にとって極めて重要なことだと思えます。
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