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2013年09月21日
カテゴリ：健康
８月は全国的に異常なほどの暑さ続きでした。とは言っても私の住む北広島市は道央圏でも気温の低い地域、暑いと感じたことはほとんどありませんでした。私自身が暑さに強いのでそう感じたのかもしれません。
今の時期は、早朝や夜は寒くてストーブを使用することもありますが「もう秋だなぁー」と感じます。花畑にはまだアメリカ芙蓉が咲いていますがそろそろ終わりでしょう。秋の象徴でもある「シュウメイギク」や「菊」が開花し始めました。  夏バテの影響は初秋の季節の変わり目に出やすいと言われます。夏バテは夏の暑い時季に現れる慢性的な症状ですが、夏の疲れが秋に一気に現れ体調を崩すことも多く、今はこれを「秋バテ」とも称しているようです。季節の変わり目は自律神経も乱れやすいのでしっかりとした対策が必要です。  １ヶ月程度で体重が３％以上減った場合は、栄養状態が良くない証拠と言われます。夏の間は麺類などアッサリしたものを主として食べる傾向にあり、そのことによってタンパク質やビタミンＢ１が不足します。だるくて疲れやすくやる気が失せたりします。  アメリカ芙蓉 せんぽ東京高輪病院栄養管理室長の足立香代子氏は「タンパク質やビタミンＢ１に富み、亜鉛を含んだ食品」に即効性があるとしています。「ウナギの蒲焼」や「豚肉のしょうが焼き」などです。症状が改善しない場合はビタミンＢ群のサプリを使用するのも一方法です。 食欲がない場合は塩分の不足も考えられるといいます。適度な補給が必要です。疲れの原因となる電解質の不足を補うにはカルシウムを多く含む乳製品やマグネシウムを含むピーナツが対処療法として効果があるとしています。免疫力を保つＥＰＡを含む青魚なども積極的に取り入れることが必要ともしています。  菊 今年はインフルエンザ患者がすでに増加しつつあります。夏の暑さによって免疫力が低下したのも要因の一つではないかとも言われています。順天堂大の竹田和由准教授は「夏は暑さのストレスで体調が崩れやすく免疫力が不安定」と言う。免疫力の高さを示すＮＫ細胞（ナチュラルキラー細胞）の活性は常に変動するが、運動をすることによってこれを活性化できます。同准教授は「緩やかな運動を毎日続ける」のが良いと言う。また免疫力を上げる一番無難な方法はヨーグルトなどの発酵食品を摂ることだとも言う。  シュウメイギク 最近は免疫における腸の役割が注目を浴びています。それは免疫細胞の大部分は腸で作られるからです。発酵食品で腸の働きを整えると同時に、免疫を下げる睡眠不足や不規則な生活にも注意が必要です。  シュウメイギク シュウメイギクが咲き始めると秋を感じます。「秋明菊」と書きますが菊の仲間ではありません。キンポウゲ科イチリンソウ属です。園芸品種ではアネモネとシュウメイギクの交配によって作られたものが多いそうです。
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