テーマ:地域情報・ニュ-ス(1)
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札幌から北広島市に移転してきてから約3年、自然が豊富で鹿やキタキツネなどが生息しています。鹿は我が家から約800m離れた場所で目撃されたことがありますし、キタキツネはたくさんいてアチコチで見かけることも多く我が家の庭に侵入してきたこともあります。ただ熊については噂を聞いたこともなくほとんど生息していないだろうと思っていました。
昨日のニュースによれば「北広島市輪厚工業団地」でヒグマ一頭の足跡が発見されたとのことです。先月の17日にはゴルフ場敷地内(コース外の管理用地)において、ヒグマの親子の足跡が発見されていたそうです。ヒグマの秋の食物であるドングリが凶作となっていることから人里近くまで出てきているんでしょうね。
私が生まれた田舎は熊の生息数の多い地域。畑仕事をしていた女性がヒグマに襲われて命を落とすという事件もありました。周囲にいた人が大声を出したり物を叩いて大きな音を出したりしたのですが熊は逃げる事は無かったといいます。その後、ハンターが追跡して射殺したのですが手負いの熊でした。体内から古い銃弾が出てきたそうです。
私が小学生の頃、祖母の弟に連れられて山に入ることが多かったです。キノコの栽培を手伝っていましたが、熊よけのラッパを吹きながら山道を歩いたことが思い出されます。熊には出会い頭に襲われることが多いのですが、ラッパ・鈴・ラジオなどの音を出していると近づいてこないと言われています。でも村人の間では「手負いの熊は人を襲う」「空腹が極限状態の時は人間を襲うこともある」などと言われていました。
これも小学生の頃で母と二人で畑仕事に出かけた時の話です。自宅から約2キロほど離れた山の中のトウモロコシ畑に行ったところ、トウモロコシは熊に食べ尽くされて全滅状態でした。アチコチに熊の足跡や糞があります。母がショックでガックリと肩を落としていた時、気味の悪い唸り声が聞こえました。熊の唸り声ですが近くにいるようです。笹薮がガサガサと大きく揺れて黒いものが見えた気がしました。恐怖に慄きながら二人で飛んで帰りました。今でも思い出すとゾッとします。
今日はこれから仕事です。昨年の今頃は積雪量が多く雪かきをしてから出社していました。今年は積雪量が少なく現時点では雪かきも無いので助かっています。雪かきで疲れ果ててから出社するのも大変です。でも昨年より今年の方が雪が多いと予測されていますから、いずれドカーンと積もるんでしょうね。気が重いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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