テーマ:今日のこと★☆(105983)
カテゴリ:健康
昨夜は残業となりましたが、何とか最終便にギリギリ間に合って帰宅できました。食事を終え入浴をして一杯飲み少しゆったりとしていたら午前2時を回ってしまいました。今日も仕事だったのですが、疲れが酷いのでギリギリまで寝ていようと思っていました。ところが早朝に電話が、母からの電話で父が倒れて救急車で運ばれたとのこと。緊急事態に備えて今日は休暇を取りました。
1年以上前に高熱が出て田舎の診療所で検査をしたのですが、レントゲン検査の結果は肺炎でした。その時の医師の話では「軽い肺炎なので特に問題はない」とのことでした。その後も時々は熱を出したり微熱が続いたりする時期があって通院をしていましたが、驚いたことにその後1年間は一度もレントゲン検査をしたことがなかったというのです。 今回は自宅から約70km離れた岩内町の病院に入院しました。検査の結果は肺炎が悪化していて楽観視できないとのことでした。今は酸素吸入や点滴もして熱も38度3分まで下がって落ち着いているとのことです。本人は見る限りは元気で「数日以内にも退院したい」という意向だという。 医師の説明では「今は元気に見えていても明日にも何があるか分からない状況」「いざという時に生命維持装置をつけるかそれとも自然にまかせるか早急に決断して欲しい」とのことで母も悩んでいます。私も相談を受けましたが「悔いが残らないよう自分で納得できる結論を出したほうが良い」と言ったものの難しい問題だと感じています。 母は私には「見舞いに来ないで欲しい」とのことでしたので、今日は病院に行くことを見合わせました。兄弟たちや親族からも「見舞いに行く」との連絡が続々と入っているとのことですが、親族一同が集まると父が「自分自身で思っているよりも病状が重いのでは」と感じることを懸念しているんです。状況を見極めつつ見舞いの機会を得たいと思っています。 高齢者の肺炎はとても危険だといいます。肺炎による死亡率は65歳以上で95%だそうです。父は来月で91歳ですから丈夫そうに見えてはいても体力はかなり落ちているはずです。高齢者の場合は体力や免疫力が低下しているので肺炎に感染しやすいのだが、典型的な症状が出にくく重症化しやすいのだという。肺炎死は70歳以上から急増するので、相応年齢の方は予防を心がけることが特に大切と言われています。 予防で大切なことは「栄養バランスの良い食事と適度な運動、そして規則正しい生活」「禁煙」「基礎疾患の治療」「肺炎球菌ワクチンの接種」などだそうです。現状では65歳以上のワクチン接種率は10%程度というのが実情です。 父は戦時中に捕虜となり極寒の地シベリアに抑留されていました。ハバロフスク収容所にいたのですが厳しい寒さと貧しい食事そして強制労働の中で多くの仲間が倒れたといいます。日本側の発表によれば約6万人が死亡したとされていますが、アメリカの研究者ウイリアム・ニンモ氏によれば約34万人が死亡したとされています。そんな過酷な条件の中を生き抜いてきたのですから、今はその底力を見せて欲しいです。人間いつかは寿命がつきますが、今は底力を発揮して乗り切ってくれると信じたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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