カテゴリ:健康
お正月なのに何故か食欲不振でお節料理もあまり食べられなかった。あるいは食べ過ぎて胃がもたれてなかなかスッキリとしない。そんな方はいませんか?それは胃腸内の消化酵素が不足しているのが原因かも!消化酵素はもともと人間が持っている成分で、食べ物を消化吸収する時に分泌されます。しかし日常の栄養バランスの乱れや加齢によって消化する力は弱まります。
消化酵素不足による胃腸の不調、そんな時には大根おろしを試してみてください。大根には3種類の酵素が含まれています。炭水化物を分解するアミラーゼ、タンパク質を分解するプロテアーゼ、脂肪を分解するリパーゼです。食事をする時に大根おろしも一緒に食べると、食べたものを消化しやしくし、短時間でエネルギーに変えてくれます。
今の時代は食べる物が豊富で栄養失調は考えられないと思う方も多いかと思います。しかし、肉類などのタンパク質摂取不足による「新型栄養失調」が問題となっているんです。消化酵素の力が衰えてなかなか肉類などのタンパク質は食べられないという方もいますが、大根おろしや大根サラダと一緒に食べる工夫をすることで、胃腸に負担をかけずに食べられるようになります。不調な方はまずは食事に大根料理を取り入れるようにしてみましょう。
新型栄養失調の特徴は「3食きちんと食べている」のに「体がだるい」「目眩がする」などの症状が出ます。栄養のバランスに心がけタンパク質を含む食材もしっかり食べるようにしますが、大根料理も加えて消化吸収を高め体質改善を図りましょう。それでも長期に渡って全く改善がみられない場合は、他の病気も考えられますので医師に相談して下さいね。 ダイエットをされている方は多いと思いますが、大根料理はダイエットに向いた食材としても注目されているんですよ。無理なダイエットは健康を損なうことにもなりますから注意して下さいね。健康的に痩せましょう。
大根の歴史はとても古くて4000年以上も前から栽培されていたそうです。エジプトのピラミッド建設に際して人夫の間でニンニクが食べられていたのは有名な話ですが、この頃には大根も食料として食べられていたそうですよ。 大根は地中海沿岸が原産地で古代エジプトや古代ギリシア・ローマなどで食べられていました。日本には中国・朝鮮を経て縄文時代から弥生時代の初め頃に入ってきたと考えられています。江戸時代に品種改良が進んだとされています。
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