東日本大震災から今日で3年、死者15,884人・行方不明者2,633人という大きな犠牲を出しました。またこの震災による原発事故も深刻な事態を招きました。現時点での避難生活者は267,419人、今でも仮設住宅で暮らす人は約97,000人だそうですが、一日も早く安心して暮らせる日々が来ることをお祈り申し上げます。
震災後の震災関連死は3,048人だそうですが驚くべき数字ですね。ただ震災関連死については明確な基準が無くその人員把握方法に問題もあるため、実際にはもっと多くの人が犠牲になっていると推測されているそうです。
1993年に北海道南西沖地震が発生し大津波が発生、奥尻島を中心に大きな被害が出ました。死者202人、行方不明者28人を出しました。この時、奥尻島の対岸にある私の出身地の村でも6人が犠牲となりました。その2年後には阪神・淡路大震災が起こり、死者 6,434名、行方不明者3名の大きな犠牲が出てしまいました。
このような過去の災害の教訓が東日本大震災においてどう生かされたのか目に見えてきません。大震災の教訓が将来生かされることがなければ犠牲になった方も浮かばれないでしょう。過去の震災を教訓化し防災対策・避難行動・復興・被害者のケアなど多岐に渡る対策に、多くの人の目に見える形で生かされてこそ真の教訓化・対策と言えるのではないでしょうか。
今は東海大地震が時々話題となっています。東海地震説が発表され「明日起きても不思議ではない」ということがマスコミで取り上げられてからすでに30年以上が経過しました。「東海地震は幻の地震、明日起きたら不思議だ」と学者によって皮肉られることもあったそうですが、そうした油断が生じた時こそ危険ではないのかと案じられます。また、東海大地震だけが注目されると他地域で大きな地震・津波が発生した時には大丈夫なのかと心配する声もあります。できうる限り被害を小さくするには過去の震災における問題の「真の教訓化」が何より大事なように思えます。
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ガリレオ二世
健康に関する記事が中心となっていますが、総合的には雑多な内容のブログになっています。時には役立つ情報や豆知識なども提供しています。暇な時はぜひ立ち寄って下さいね。宜しくお願い致します! ガリレオ二世
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