カテゴリ:健康
今日は妻と久々にお出かけ、妻の運転で用事を足しに行った後にチビタン(猫)の餌の購入。だったのだが餌を買いに行くには方向が違う。「どこへ行くの?」と聞いたら「家へ帰る」と言う。「チビタンの餌は?」と聞くと「忘れてた!」とのこと。歳をとると物忘れが増えるが、それにしても妻は最近物忘れが多すぎる。
これは先日の話。妻が買い物に行って戻ってきたが買おうと思っていた物を忘れてしまったと言う。再度買い物に行ったが、今度は買った物を店に忘れてきたという。「認知症の初期症状だろうか?」と心配になる。認知症の予防策について色々と話をするが妻は全く関心を示さない。本人にその気がなければ周囲がなんと言おうがどうにもならないので困ってしまいます。
単なる物忘れというのはそもそも「記憶していない」のが原因となることが多い。私も時々あるが「物を置いた場所」が思い出せない。これは無意識に物を置いたりしまったりするのが原因で、はっきりと記憶をしていないので記憶を引き出せないのが要因。人の名前も忘れたりするがこれも名前をしっかり覚えようという意識が足りないため。人の名前を覚えたり思い出すのが苦手という人でも、たまたま知り合った美人の名前だけはしっかりと覚えていたりします。
認知症の初期症状も物忘れだが、単なる物忘れか認知症の初期症状なのかの判別は難しいようだ。今は病院にも「物忘れ外来」を設けている所が多くなってきたので、そこで受診をするのが手っとり早い。認知症が疑われる初期症状としては「同じことを何度も言ったり聞いたりする」「今まで興味があったことに急に関心を示さなくなった」「今までと違って整理整頓が雑になる」「怒りっぽくなった」などがあるそうです。 認知症に似た症状に「うつ病」や「意識障害」があります。意識障害は「感染症・糖尿病・甲状腺機能低下症・慢性低肺機能による低酸素血症・肝硬変」等が原因になるとのこと。素人判断では難しい点もありますから、家族に異変があったら病院での受診を勧めるのが無難でしょうね。 認知症は高齢者の病気と思っている方も多いようですが、今は「若年性認知症」も問題となっています。若年性認知症とは「18~64歳で発症する認知症の総称」です。患者数は推計で27,000~35,000人とされていますが、現実的には少なくともその3倍はいるとも言われています。若くても油断大敵ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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