シャクナゲの葉には毒があるので要注意　・・・最悪の場合は死も！

2015年05月29日

(4)

テーマ：花のある暮らし・・・(72419)

カテゴリ：季節の花

シャクナゲが開花しました。ただ、開花したのは１本だけで他の木はまだ蕾でこれからなんです。

シャクナゲ

シャクナゲは野生種での変種も多く園芸用品種の数も多い。おそらくは数百種類はあるのではと思われるとのことです。日本にも数多くのシャクナゲが自生しているがその多くは変種だそうです。

シャクナゲ

シャクナゲ（石楠花・石南花）の葉には利尿や強壮の効果があるとして茶の代わりに飲む習慣を持つ人が多いそうです。葉には毒物が含まれていて吐き気や下痢・呼吸困難などを引き起こすことがあります。シャクナゲには薬効成分は含まれていません。漢方薬のオオカナメモチ（石南）と勘違いしているのではとの指摘があります。

シャクナゲ

平成２０年５月にシャクナゲの葉を煎じたお茶を飲んでショック症状を起こした患者が、岩見沢市立総合病院内科を受診し入院しました。乾燥した葉を煎じた液を５００ミリリットル飲んだところ、３０分後にクシャミや鼻水の症状が出て次第に手足が冷たくなり血圧が降下しショック症状が起きたとのこと。その飲量が多い場合は呼吸困難を引き起こし最悪の場合は死に至るとのことですからご注意を！