カテゴリ:季節の花
毎年楽しみにしているシキンカラマツの開花。開花しないのでもう消えてしまったのだろうと思った年もありましたし、昨年はもう駄目かなと諦めた頃に開花してくれました。今年は順調に開花して楽しませてくれています。
シキンカラマツ シキンカラマツ(紫錦唐松)は日本原産ですが北海道には自生していません。長野県・群馬県・福島県の3県に分布していますが「絶滅の危険が増大している種」として絶滅危惧2類の扱いとなっています。 自生種は絶滅危惧種の扱いとなっていますが栽培して販売している業者があるので比較的容易に入手することができます。 シキンカラマツ 「ピンク色のとても小さな花」に見えますが実はこれは萼片(がくへん)であって花ではないそうです。シキンカラマツに花弁は無いとのことです。 シキンカラマツ 一般的には花というのは萼片があってその上に花弁があり真中に雄しべと雌しべがあって・・・なのですが、自然界は不思議なものでそうではない物もたくさんあるんですね。 シキンカラマツ 花に見える部分の萼片の直径は最大の物でも約1.5センチです。黄色い長い部分は葯(やく)と言って雄しべの花粉を入れる袋になっています。その内側にある黄色い短い部分が雌しべになっています。拡大した写真だと雌しべも良く見えますが実際に目で見た感じではかなり注意しないと見えないですね。 シキンカラマツ
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