カテゴリ:健康
国立感染症研究所の1月11日に発表された報告によればインフルエンザの累積推計受診者数は約287万人となったとのことです。1月2日から1月8日までの1週間での推計受信者数は約81万人で週単位としては今季最大となりました。現在も患者数は急増していると推定されますが、国立感染症研究所による次回発表は1月20日です。
インフルエンザマップ by 国立感染研究所 インフルエンザ予防の基本は手洗い・うがい・マスクの着用です。2013年2月4日にアップした記事で「インフルエンザ予防・・・効果的なマスクの使い方!」にいまだにアクセス数が多い事におどろいていますが、インフルエンザ予防に対する関心が高いからでしょうね。
予防の基本はとても大切なことなのですが、それでも体にウィルスが入り込むことが考えられます。これを攻撃して死滅させ体をインフルエンザから守ってくれる最後の砦は免疫力です。ストレス過多や不規則な生活、睡眠不足、栄養バランスの偏った食事、疲労、体温の低下などが免疫力を低下させますので要注意です。
今日は「うがい」についてのお話ですが、うがいは水だけで十分な効果があるので余計なものを使う必要がないという医師もいます。口の中には500種1000億個ほどの細菌がいて、ウィルスや外から来た菌から守ってくれる働きもあります。うがい薬などでこれらの良い菌まで殺してしまうのは問題とのことです。
私自身は「うがい薬」を使用しています。人混みの中から帰って来た時や病院に行って来た後など感染しやすい環境に置かれた後にのみ限定的に利用しています。今はイソジンを使っていますが1日1回を限度として使い決められた基準よりもやや多い目の水で薄めて使うようにしています。うがい薬を過度に使うと良い菌を殺すだけでなく喉の粘膜を傷めてしまいます。
日常的にはうがいには緑茶を使っていますが、ぬるま湯に緑茶の粉を溶かしたものを使っています。熱湯で濃いめに入れたお茶を冷ましたものを使うこともあります。たまには紅茶でうがいをすることもあります。 緑茶でうがいをした場合と水道水でうがいをした場合の比較研究が多くあって緑茶でうがいをした場合のほうがインフルエンザに感染しなかったとの報告が多いです。カテキンの強い抗ウイルス作用によるものとされています。紅茶の色素テアフラビンがより抗菌性が高いとの報告もあります。
ネットで検索をすると様々な情報に接することができますが、その中には「イソジンでのうがいはインフルエンザ予防効果は無い」とするものや「20分おきにうがいをしなければ意味がないので、うがいによるインフルエンザ予防効果は期待できない」とするものまで色々です。情報が氾濫していて何を信ずるべきか悩むところでしょうが、自分なりに調べて最良と思える方法を選択することが大切ではないかと思えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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